2025年8月3日日曜日

 今回の付録です、10月のJKGのショーに出すナイフを始めなければと思い07年に描き24年の2月と8月に修正しても気に入らなかった磯Ⅲを今回思い出し修正をしました。
 此の画を基に例によって厚み5㎜のアクリル板でマスターを作成しました、此れからショーに間に合うように頑張ってナイフを創って行きましょう。
 ではと本題にね、キリオン部の下が少し長くして有りますので削ります。
 此の状態で平らな所に置いて平行に成って居ればOKです。
 キリオン部の残りの厚み?を罫書きます、クマさんは2,5㎜にしています。
 削り取るアールはφ20㎜のエンドミルを使用しています。(φ16㎜のときもね)


 少しずつ削り込んで行きます。
 罫書き線まで終了です。
 こんな感じに成りました。
 3本終了しました。
 ヒルトの裏側をφ8㎜のエンドミルで抜きます。
 削れました。
 裏抜き終了です。
 嵌めて見ましたOKですね、因みに3本とも終了しています。

 と云う事で今回は此処までですまた次回にね。







 



 

2025年7月27日日曜日

 今回の付録で~す、昨日南房総迄ヘダイの子を狙いで釣りに此処は有る港の岸壁です何の変哲もない場所ですけれどクマさんは此処が近年好きになり良く来ます。
 先ず釣れたのは30Cmクラスのアイゴです此奴はヒレの先端に毒が有るので要注意です、此れが3匹釣れました、お帰り頂きましたけれどね。
 お次はフグです此奴はハコフグではないかと、此の後もう一匹釣れましたけれど此れもお帰り頂きました。
 今日はご覧の鯔釣れたのはみんな45Cmオーバーで引きが強く数は10数匹掛かりましてクマさんのリールはレバーブレーキ仕様なのでラインを出し入れして引きをたっぷりと堪能しましたです、結構腕が疲れましたけれどね、此れも全てお帰り頂きました。
 でっ、狙った本命はと云いますと何とか鯔の攻撃の合間に4尾釣りましたやれやれです、今回は大きさが今迄では一番大きく最大が22Cm位有り今迄はこんなのは初めてです、海の様子が変わって居るんですかね、此処は昨年11月の終わりに来て13尾釣った場所なんです以前は釣れなかったんですけれどね。
 でっ、此のヘダイを3枚に下しまして今晩のおかずに成ります、楽しみです。
 ではと本題にねφ3㎜のピン穴を開けるのに刃具を用意します、φ3㎜の超硬リーマ 下穴用φ2,5とφ2,9㎜を用意しますね。


 穴位置はこんな感じの場所に成ります。
 先ずはφ2,5㎜で、開けまして次に2,9㎜で綺麗な丸い穴を開けます。
 最後にφ3㎜のリーマでφ2,9㎜の穴を浚います。

 リーマ加工での注意はリーマの前の穴の形が重要なのでφ2,5㎜で開けてφ2,9㎜を綺麗な穴にして置くのが良いのです。

 穴開け終了ですBSのピンの中央に穴は開いては居ません此れで良いのです。

 と云う事で今回は此処までですまた次回にね。







 

2025年7月21日月曜日

 今回の付録です、近所のお姉さまにバックの取っ手が古くなったので此れと取り換えて欲しいとの依頼で、クマさんはシース以外の皮工芸をすることになりましたです。
 ご覧のようにシースで使用する3,5㎜の皮を2㎜に漉いて折り曲げて取っ手の金具を通して縫う糸はシース用の物を同じ色に染めてロウ引きして縫い代はシース用ではピッチが荒いのでクマさん家の近くに在ります皮工芸の道具などを作って販売しています岡製作所へ出向いてピッチ4㎜巾の4本菱錐を買って来てそれを案内に其れ用の1本菱錐で穴を開けて縫いました。
内側は縫い代がご覧のように見えて仕舞いましたが此れは仕方ありませんですね、完成してお渡ししましたら非常に喜んでくれましたやれやれです、クマさんとしても今回は良い勉強になりましたよ。
 ではと本題にね、ヒルトにピン穴を開けますが先ずは位置出しをします、先ずはX方向をご覧のように5㎜の丸棒とヒルトの間に紙を入れて紙が動かなくなる迄丸棒を移動させます。
 この位置でデジタルインジケータをゼロリセットします。
 5㎜の丸棒なので2,5㎜移動させます、此れでセンターがヒルトの上部の位置に来ます。
 Xをゼロリセットします。
 画に描いて有るように7㎜移動させます。
 お次はY方向を位置出しします、X方向と同様に位置出しをします。
 2,5㎜ずらして丸棒のセンター出しをします。
 Y方向をゼロリセットします。
 ヒルト幅が9㎜なのでセンターは4,5㎜に成ります。
 この位置がヒルトピン穴位置に成ります。
 位置が決まったのでポンチングして置きます、穴開けは次々回のお楽しみと云う事で今回は此処までですまた次回にね。













 

2025年7月14日月曜日



 昨日は時事通信ホールにて銀座ブレードショーが開催されました、暑い中多数の御客様のご来場誠に有難う御座います、残念ながらクマさんのテーブルからは嫁いで行きましたナイフは有りませんでしたがアイボリーのオーナメントが一つお土産でお買い上げ頂きました有難う御座います。
 クマさんのテーブルです左端のクマさんの下に有りますのがアイボリーのオーナメントに成りますです。

 次回クマさんが銀座に出没しますのは同じ時事通信ホールにて開催されます10月のJKGカスタムナイフショーに成ります その節も宜しくお願い致しますです。

 ではと本題にね、先ずは♯2000迄かけて有りますチョイルをミラーにします、ご覧のようにリューターバーに青棒を付けて磨きます。
 お次はブレードとリカッソをミラーにしますので開けて有ります穴に青棒が入り込まないように養生して置きます。
 青バフで磨いて行きます、此の作業の際はバフが高速で回転していますので要注意です、ブレードを引っ掛けて飛ばしたりしますと大怪我をしかけませんのでね。
 3本ミラー仕上げ終了です。
 ヒルトを嵌め込むのでその前にφ5㎜予め開けて有りました穴にφ5㎜の丸棒を圧入します此の棒?の長さはブレードの厚みより0,1㎜短くして有るのでヒルトを嵌め込むには邪魔にはならないんですよ。
 ご覧のようにヒルトは嵌め込まれましたです。
 ヒルトのピン穴の位置の画です、此の画を基準にピン穴を開けて行きます、その辺は次回のお楽しみにと云う事で今回は此処までですまた次回に。


2025年7月6日日曜日


 
 今回の付録?宣伝、いよいよ来週の7月13日(日)銀座ブレードショーが時事通信ホールにて開催されます、多数の皆様のご来場をお待ち申し上げて居ります。
 前回サはシバは完成しまして納品を致しましたとお伝えしましたが、実は内緒で並行してもう一本頑張って創って居たのです、此れを今回のGBSに持参いたしますのでお出での際はクマさんの展示テーブルにお寄りに成り是非ご覧になって下さいな、宜しくです。
 ではと本題にね、前回でサイドカッターのセンターが出ましたのでお次は深さを決めますサイドカッターを回転させながらヒルトの上部の位置を見ますカッターに刃先がヒルトの上部に当たりすと軽く音がしますでこの位置がゼロに成ります。
 深さを20㎜にして削って行きます、此の時のサイドカッターの削りは上向き削りで実施です、因みに此のデータでの回転方向は反時計回りに成って居ます。
 ブレードの厚みが3,5㎜なのでずらす寸法は片側0,25㎜に成ります、此のデジタルの数字の0,001は無視して置きます、此れで片側を削ります。
 お次は反対側を同様に0,25㎜ずらして削ります。
 削り終わったら本体を入れて見ます、まだ少しキツイ様です。
 0,02㎜位ずらして削ります。
 反対側も同様に0,02㎜位ずらして削ります。
 軽くすっと入りましたです、此れで溝切り終了です。
 バリをベルサン♯1000で除去します。
 此れで3本終了しましたやれやれです。

 と云う事で今回は此処までですまた次回にね。