2024年3月17日日曜日

4月のJCKM・鍛造部会合同カスタムナイフショーに出展のネスマックジュニア(ロング)完成しました。
 上部から。
 下部から、コンシールドタングですが殆ど継ぎ目が見えないのでナロータングのようですね、此の貼り合わせには一寸したコツが有るんですよね。
 シースに入った所ですが此の状態は途中なのですよ。
 中子の途中に溝を付けて有りまして、此の溝で奥まで入らずにここで一旦止まるようにして有ります、使用中に奥まで入って居ますと抜き差しが面倒なのでこうして有ります。
 此方は一番奥まで入った所です。

 以上巣穴のナイフの広告をして見ましたです、エヘッ。
 

 ハンドル材の貼り合わせ面を削るのですがフライスで削る際にしっかりと咥えられるように両サイドを削ります。
 両サイドを削りましたら貼り合わせ面を平面に削りましょうね。
 1セット終了です。
 お次はヒルトの前面を仕上げて置きましょうね。♯2500のペーパー迄かけて置きます。
  お次はダイアモンドペースト3種で仕上げます。
 ヒルトを仮組して外形を削ります。
 こんな感じにね。
 2本とも終了です。

 と云う事で今回は此処までですまた次回にね。
 

2024年3月10日日曜日

今回の付録です、前回はヒルトの穴開け迄出来ていましたね、今回はハンドルを装着出来ました、ボルトのカットは接着剤が固まってからね、でっ下に有りますハンドルの形状をした治具は片側にハンドル材を接着した際にハンドルの外形を罫書く為の治具なんですよ、如何使うかと云いますとタングに治具を嵌め込んで使うんですよね、写真が無くてごめんなさい。
 ではと、本題にね♯2000迄済みましたのでバフを掛けますのでタングを養生します、穴に青バフが入ると厄介なのでね。
 バフを用意します。
 バフを掛けますね。
 1本終了です、比べると差が良く判りますね。
 2本終了です。
 では、エッチングをしますので30%塩酸を用意します。
 此処にブレードを浸けますと泡が出てきます、模様が出て来るのを確認します。
 模様が出てきたらOKです、塩酸から出しましたら洗浄は水道水は使わずに精製水を使用して塩酸を洗浄します、水道水には塩素が入って居ますので錆が出る事が有るので要注意ですよ、此れは非常に大事なことです。
 エッチング終了です、綺麗なハッカペレの模様が出て居ますね。

 と云う事で今回は此処までですまた次回にね。
 

2024年3月4日月曜日

 今回の付録です、4月用のネスマックJrのロングタイプです鋼材はS30Vです、左のマスターはフルタング用の物で今回の物はコンシールドタングに成りますハンドル材はG10のハンターオレンジを装着しますです、此の状態では♯2000迄ペーパーを掛けて有ります、此のS30Vはペーパー掛けが大変でしたですよ。


 此方はダイアモンドペーストで研磨をしましたが此方も非常に大変でした。
 ではと、此処から本題にね、ブレードを♯120で。
 ♯240で。
 ♯400迄かけました
 一寸アイボリーのハンドル材とのコラボをね。
 熱処理から帰宅です、この鋼材はHRCでは硬度の測定は出来ませんのでビッカース硬度に成ります、因みにMV777はHRC63位でHV787はHRC63,3位に成りますですこの数字は硬さ換算表から取り出した数字です。
 熱処理から戻りましたら再度♯400(ベルサン)を掛けます。
 此処からは♯2000のペーパーを用意しますね。
 ペーパーを掛けて行きます。 
 綺麗にペーパー掛けが終了です、ハッカペレの模様がしっかりと出て来ましたね。
 リカッソも♯2000迄かけます。
 下部のアール部も♯2000迄ね。
 ブレードの上部もね、此れでペーパー掛けは終了です。

 と云う事で今回は此処までですまた次回にね。

2024年2月25日日曜日

 今回の付録です、何時もはテーブルの内側に居るクマさんですけれど、昨日は東京フォールディングナイフショーにお出かけに成りまして見る側にね、ショーは中々盛況でしたね、抽選会など有りまして、何とスタッグが当たりましたよかったねです。

 後手に入れたものはペン式の罫書き針です、中々便利な物ですな。

 此方はドリルスタンドです、巣穴にはドリルが色々と有り太いものは引き出しに入れて有ったのですが不便でしたのでNTシャープさんから購入しましたです、ご覧のように綺麗に整頓出来ましたね。
 ではと、本題にねヒルトの加工をしますので先ずは必要な大きさにカットします。

 肝心な穴の寸法が入って居ませんね上下10㎜で厚みは3,5㎜でコーナーのアールは1,5㎜に成ります、なのでエンドミルはφ3㎜を使用します。
 加工開始です。
 すいません、穴加工の写真を撮り忘れました。
 2本ともキッチリと入りました。
 ヒルト固定用のピン穴を開けます
 2か所開けますよ。
 終了です。
 ブレードを削りますので青タックを塗布します。
 刃厚を0,4㎜位に罫書きます。
 ♯80のベルトから削り始めます。

 と云う事で今回は此処までですまた次回にね。