2019年9月29日日曜日

  前回制作途中を公開しましたナイフが完成です。
 全長: 170㎜  刃長: 70㎜
 鋼材: ATS34
 グラインド: 12吋ホロー
 仕上げ: ミラー
 ハンドル材: 花梨
 シース形状: チュウブタイプ
  シースに収めた所です。

 10月のJKGのショーに出しますよ。
  では本題にね、まずはバットキャップ部の下部のアールをエンドミルでざっと削ります。
こんな感じにね。
お次は、ハンドル上部をストレートに削って仕舞います。
  こんな感じです。
  ハンドル下部を削ります此処は罫書き線に合わせてバイスに咥えますね。
此れで大体の平行が出ましたね。
此れで削りますがヒルトの後部は少し残して置きます、次の工程で必要なのでね。
とりあえず切削終了です。
  次はタングのテーパ加工をします、ヒルト後部からバットキャップの傾きの中央までが60㎜でヒルト後部が6㎜でバットキャップ部が2㎜なので勾配としては60㎜で2㎜に成るのでこんなブロックを用意しますね。




2019年9月22日日曜日

  JKGカスタムナイフショーに出すものです2吋1/2のケーパーでハンドル材は花梨です。
  同様で此方はフィッシングナイフですまだ途中ですけれどね、ハンドル材はハンターオレンジで目立つようにして有ります。
  此方はクッキングナイフ(包丁)
 全長: 290㎜
 刃長: 177㎜
 鋼材: VG10 仕上げ:ミラー
 ハンドル材: レッドリネン
 フィッティング: ヒドゥンボルトタイプ
 ケース: 紙箱
 
 価格:  ¥30,000_



 前回はブレードに青タックを塗布しましたのでブレード形状を罫書きます、まずはマスターを用意しまして。

  ブレードにしっかりと固定しましょう、此れで罫書きますね。
罫書き終了です。
罫書きに倣いベルサンで刃先部を加工します。
  次はスエッジ部を加工しましょう。
取り合えず加工終了ですが、スエッジ部後部とヒルトからの線が現状では直線 に成って居ますが此処は最終的には画では勾配にして有りますので後で加工します。
  次はヒルト後部のアールを加工します、此処は上下共φ16に成って居ますのでφ16㎜のエンドミルを使って加工しますね。
  一度の削ると負荷が大きいので少しずつ削って行きます。
下部は終了です。
  次は上部を同様に少しずつ削りますね。
こんな感じで削れました、大分ナイフらしくなってきましたね。

 と云う事で今回は此処までですまた次回にね。

2019年9月15日日曜日

  お早うございます、前回は此処まででしたね、ブレードの長さを138㎜にして有りますので合わせましたね。
138㎜移動させましてと。 
  この位置のX方向をゼロにしてしまいます、ゼロが仕上げの寸法に成ります。
仕上げ代を残してヒルト前部から削りますね。
  この状態では仕上げ代は0,1㎜残して有ります。
次はブレードの幅を仕上げ代を残して削って行きます 。
 仕上げ代を削りブレード上部とヒルトの前面を仕上げます。
  同様にブレード下部も仕上げますね。
次は ブレード面の仕上げ削りをしましょう。
切削中です。
リカッソ の面に成る個所は丁寧に削って置きます、後でペーパーで仕上げる際に楽ですからね。
ブレードは此れで機械加工は取り合えず終了です。

 今回は此処までです、また次回にね。

2019年9月8日日曜日

  巣穴の朝顔、今年は暑さが酷かったせいか上の方が少し咲いているだけ、まあ下の方にも蕾が有るので此れから追々に咲いてくると思います、期待して待ちましょうね。
では本題に、ブレードの厚みを決める為に 青タックを塗布しますね。
ブレードの厚みが6㎜に成るように罫書きをしまして粗削りを始めます。
切削中です。
  粗削り終了です。
反対側も同様に粗削り終了です。
ヒルト前面を仕上げる為の位置出しにストッパーに先端を当てるようにします。
しあげます。仕上げ用のR1のエンドミルを用意します。
  先ずはブレードの長さを見るので先端をチェックしますね、どうするかと云いますと端面にエンドミルを当てて切り屑出るか出ない位の所をスタート位置にして此処をゼロにしますね。
(当たり前ですがエンドミルは回転させてですよ。)
ゼロ点が決まりましたので、画のブレードの長さは138㎜に描いて有りますのでX方向を移動させて見ます、Yの数字は特に意味は有りませんので悪しからず。

 今回は此処までです、次回は此れを基準にブレード上下、両面、ヒルト前面を仕上げて行きます、ではまた次回に。

2019年9月1日日曜日

  今日は5時半に起きましてブログの更新を使用としましたらPCが臍を曲げてスタートが掛からず3時間も遅く成って仕舞いました悪しからず、其れはさておき近所から鹿カレーのお返しに鯊の天ぷらなどがやって来ましたよ思いがけず美味しかったですな。
  此処に写って居るジョッキは50年位前に宝酒造が市川駅の南口側で一時的にビールを作って居た際に記念で(?)出したものなんです、何故クマさんが持って居るのかって、其れはですね父が勤めて居たからなんですね、暫く知り合いの居酒屋に飾って置いたのですが、店を閉めるので返してもらったんです、ジョッキで飲むビールはおいしいですね、えへっ。
  昨日はしんかいさんに熱処理をお願いに行ったついでに(?)三鷹迄足を延ばしてカミさんと何時もの居酒屋さんに、それでですね日本酒をお願いしましたら此の徳利で出してくれました、此れは備前焼で一対で¥55,000もするそうな、お陰様で美味しいお酒でした、うぁ~い。
 実は入った時から奥の棚に有り気にしていたんです。
閑話休題、では前回の続きを反対側のφ16㎜の座繰りを済ませたので反対側を中心のφ10㎜をリーマで正確に開けたのは此処での位置出しに必要だったのですよ。

こうしてX-Yを決めて加工をします。
φ14㎜のエンドミルで粗削りをしましたらφ16㎜で。
  切削開始です。
  終了です、此れで両側の座繰りが終了です。
ブレード部の 上下の余分を除去します、弓鋸を使って切断します、薄い鋼材なら折り取ってしまうのですが15㎜も有ると折れませんのでね。
  上下除去終了です。
除去しましたら罫書き線に合わせて切削します、まずは上部から、此の時ヒルトの前部は仕上げ代を残して置きます、ブレードとヒルトの前部の交点がアールに成りますので。
切削開始
下部も同様に。
粗削り終了です。

 今回は此処までです、また次回に。