今回の付録です、近所のお姉さまにバックの取っ手が古くなったので此れと取り換えて欲しいとの依頼で、クマさんはシース以外の皮工芸をすることになりましたです。 ご覧のようにシースで使用する3,5㎜の皮を2㎜に漉いて折り曲げて取っ手の金具を通して縫う糸はシース用の物を同じ色に染めてロウ引きして縫い代はシース用ではピッチが荒いのでクマさん家の近くに在ります皮工芸の道具などを作って販売しています岡製作所へ出向いてピッチ4㎜巾の4本菱錐を買って来てそれを案内に其れ用の1本菱錐で穴を開けて縫いました。内側は縫い代がご覧のように見えて仕舞いましたが此れは仕方ありませんですね、完成してお渡ししましたら非常に喜んでくれましたやれやれです、クマさんとしても今回は良い勉強になりましたよ。 ではと本題にね、ヒルトにピン穴を開けますが先ずは位置出しをします、先ずはX方向をご覧のように5㎜の丸棒とヒルトの間に紙を入れて紙が動かなくなる迄丸棒を移動させます。 この位置でデジタルインジケータをゼロリセットします。 5㎜の丸棒なので2,5㎜移動させます、此れでセンターがヒルトの上部の位置に来ます。 Xをゼロリセットします。 画に描いて有るように7㎜移動させます。 お次はY方向を位置出しします、X方向と同様に位置出しをします。 2,5㎜ずらして丸棒のセンター出しをします。 Y方向をゼロリセットします。 ヒルト幅が9㎜なのでセンターは4,5㎜に成ります。 この位置がヒルトピン穴位置に成ります。 位置が決まったのでポンチングして置きます、穴開けは次々回のお楽しみと云う事で今回は此処までですまた次回にね。
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