2015年12月21日月曜日

 今回はシースを作りましょ。
 此のナイフはレディスユーティリティなのでベルトループは付かないものにしますね。
 (チューブシースが必要なら、別途作りますよ。)
 形状としては、写真のようになりますな。
皮の裏側にマスターを使ってボールペンで形を写し取ります。
  折り返しの溝を入れて別に作った中子を当てて様子を見て中子の位置を調整しましてと。
皮用のボンドを貼り付ける側双方に塗布して、ベタベタしなくなるまで待って貼りあわせますな、貼りあわせる位置はボールペンで線を引いてあるのでそれに合わせて貼りあわせたら木ハンマーで良く叩き接着面を馴染ませましょうね。
  こんな感じで二つ貼り終えましな。
 クマの巣穴では複数作るときは¥100で買って来た、バケットに別々に入れて置いて混ざらないように多少の気遣いをして居るんだな。
  お次はウエットフォームをするんだが、クマさんはキッチンで湯を一番熱くしてシースを浸けますね、それでと、皮の裏側から気泡が出てくるんでがね、この気泡が出なくなるまで待って型を付けるんですよ、時間を計ってでは無いんだな。
 このほうが確実に湯が浸み込み、ウエットフォームが出来るんでは無いかと思って居るんだな、えへっ。
ウエットフォームの後はこんなものに差して丸一日以上乾かすんですよね。
 この治具?はニューヨークスペシャルのシース様に作ったものなんですな。
  乾かしている間に紐をどうするか?。
ヒルトの飾り窓に入って居るアクセサリーの色合いが違うので紐も微妙に変えて見ましょうね。
  さてと、縫い代を罫書きましょ。
 先端を加工した、ディバイダを縁から9ミリに成るように調整してと。
 (通常は縁から8ミリで罫書くんですがね。)
  こうやって、縁に倣って罫書きますな。
  三つ目の菱針を出してきてと。
 手で押すので皮のカバーを付けているんだな、こうするとしっかりと針を押込めるんだな。
  こんなふうにね。
縫い代、全てにしっかりと菱穴が明きましたっと。
 今回は此処までで~す。

次回は一本針で裏まで開けて縫いましょうね。



 今回もクマの巣穴の広告は有りません。

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