2015年11月23日月曜日

今回はとブレードの削りをしますな、まずは刃の部分とテーパタングエンドにアオタックを塗付しますよ。
  乾いたらブレードの小刃部に罫書きを入れますよ、一応0、4ミリ位でね。
 何故か?罫書きが平行で無いな、まあ良いか、目安だからね、たまにはクマさんも適当にやることもあるさ。
  ブレードの上側にも罫書きを同じ様に入れて置くな。
いよいよ、ブレードの削りですね、ヒルトを仮組してべベルストップの位置を治具を使って鉛筆で線引きをしますよ、残る平らな所はリカッソと云うんだが、この巾はブレードの厚みと同じにするんですな。
 何処かのナイフメーキングのテキストに載っていたんだな。
 
  削り中です。
 実際は両手を使って削りをするんですが、クマさんの手は2本しかないもんでね。
 右手はカメラのシャッターを押すのに使ってるんで。
こうやって時々治具を使って位置を確認しながら削って行くんですな。
 立上がり部(べベルストップ)は非常に神経を使いますな。
こんな具合に削れれば良いんだな、クマの巣穴では焼き入れ前に240番で殆ど仕上げに近い状態までにしてしまうんだな。
 一緒に見えているのがリカッソの巾決め用の治具なんだな。
 と云う事でブレード側は此処までです。
此処からはテーパタングの加工をしますな。
 6ミリの長穴と6ミリの穴が開いた治具をつかってと。
  予めタングに加工して有った6ミリのネジ穴に6ミリのボルト(チョット手を入れて有るんだなボルトの6角の頭を取り払ってすり割りを入れて有るんだな)を締めこんで裏側からナットで固定しますな。
今、ブレードを取り付けた治具をこの治具の上に乗せるんですが、この画ではまだ重ねていないんだな、下の右に見えているのは角度調整用の6ミリのボルトなんだな、この6ミリのボルトを回して角度(高さ)を調整するんで~す。
  それでと、2枚重ねるとこんな感じで右の方が浮いて居るでしょ。
  今の治具をバイスの下側の置いて、その上にご覧の様にブレードを固定した治具を置いてまずはヒルトのラインの角度をバイスを少し回転(ぐるぐる回すわけではないよ)させて合わせますな。
タング全長で傾き(テーパ)がブレード厚3,0ミリでタングエンドが0,5ミリなので両側で2,5ミリなので片側の削る量は1,25ミリに成るんだな。
  こんな風にね。
  傾きが決まったらエンドミルで削りましょ。
  話が後先に成っちゃいましたがタングの全長を決めるのはこうやって前もって鉛筆で線引きをして置くんですよ。
これで、熱処理前の加工は終わりで~す、後は熱処理が終わってからだな。
 次回は熱処理後の仕上げに入るよ~。
これは平行して進めているビッグベアのデザイン画なんだな、いい感じに成って来たのでマスターを作って見ようかと思って居るんだな。



 今回は此処まで。
 
 今回もクマの巣穴の広告は有りません。

0 件のコメント:

コメントを投稿