2016年9月5日月曜日

  今回はファスナーボルトの取り付けですな。
 寸法を合わせましたメネジ側を嵌め込みまして(はめ込み側には当然ですが接着剤は塗布して有りますな。)接着剤を塗付しまして。
前後ともに締めこみましょうねここな感じですね
  余分は弓鋸でカットするんですが、通常はバイスに咥えた側をカットするんですがクマの巣穴では咥えて居ない側を先にカットしてしまうんですよ、但し鋸刃の切れる物を使わないと無理がかかってガタが出たりすることが有るかも?今の所それは無いですけれどもね。
  余分を全てカットしたところです。
 この余分をベルトで削るんですがこの際の注意としてはとても重要なことでまずは良く切れるベルトを使う事、出来れば新品が良いと思いますよ、何故かと云いますと切れないベルトでごしごし削ると?ボルトが熱を持ってボルトの周りのハンドル材が焼けて白い輪が出来て仕舞うんです、此処は重要でっせ、クマさんの一言でした。
 ベルトは♯80~1000迄かけます。
ベルトをかけたあとはバフを掛けるんですが、かける個所全てが焼きが入って居ないので比較的軟らかい所をバフがけするので青棒を使わず、白棒を使います、この際の注意はですなハンドルの両サイドについては問題無いのですが、上下についてはバフ掛けを強くするとどうも接着が剥がれて隙間が出来るようでそこにバフが入って仕舞うようです、前回は気が付かずそれで失敗したようです、とほっ。
でっ、出来上がったのが此方ですな、此れは7月の銀座ブレードショーに出しましたのでご存じの方もおられると思います。
なんでこんなものが?此れはハンドル材に使って居る物と同じアイボリーなんですけれど中心付近に線が見えると思いますがそうです此れは2枚貼りあわせて物なんですが、これを仕上げる際にバフに強く当てたらですな接着が簡単に剥がれたんです、そう此処で気が付いたんですアイボリーは熱に弱く(溶けると云うような事ではなく)動くんだと云うことなんです、皆さんもアイボリーを使う場合は気を付けましょうね、またまた、クマさんの一言でした。


  今回は此処まで次回は写真のチュウブシースを造りましょうね、では次回お楽しみに。
クマの巣穴の広告で~す。 No36
KNIFE名称    シティナイフ
全長:       150mm
刃長:        61mm
鋼材:       ダマスチール(ハッカペレ)
グラインド:    12インチ ホロー
仕上げ:      ミラー後 エッチング
ハンドル材:    水牛
シース形状:   チュウブタイプ
          上の写真の物です。
価格:       ¥45,000_



問い合わせ先
COSTOM KNIFE 工房
Mexico no  Kuma
TEL:   090 1254 6050 迄お願い致します。

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