2016年4月18日月曜日

 今回はですな、ブーツナイフも取りあえず完成しましたので、写真のシルバーリングの制作工程なんぞ紹介しましょうね。
此れはキャスティング(鋳造)と云う技法を使って進めますね。
 キャストをするにはロストワックスを使って形を削りだしてシルバー等を鋳込みますな。
 まっ、鋳造は難しいので専門のお店に持って行ってお願いするんですけれどね。
ワックスの内径を削りますね、♯13で作りますので内径はφ17,0mmにしますよ。
 普通は旋盤なんかで削らないと思ううんですが、クマの巣穴はこうして削って仕舞いますね、狡いですよね、えへっ。
お次は外形、おっと削る刃物(バイト)は内径を削った時と同じものですね、逆回転させると削れてしまうんです、刃物を変えるのが面倒なのでね。
 外形の寸法はハートの部分の厚みが4ミリ位
必要なんで17,0+4×2=25ミリにして置きますです。
削りが済んだらですなワックス用の糸鋸の刃を使って必要な巾に切り落としましょう。
 切り落とす際は回転を遅くして回しながらすると綺麗に平行に切れますよ。               此処でポイントに成るハートをゲージを使って罫書きますね。
こんなふうにね、
石のキュレット部にあたる所にはまず1ミリの穴を明けてと、そこを基準に石がφ3,5ミリなので同径のドリルで石の入る深さ迄開けます、
此のドリルの刃先の角度は90°に成って居るんだな、何故かって石のパビリオンの角度が90°なんでね。
 この先、此の3,5ミリの穴が重要で此処が削って行くときの基準に成って行くんだな。
  罫書いたハートの周りを鏨(たがね)を使って丁寧に彫って行きます。
ハート以外の個所をフリーハンドで描き其れを基準に少しずつ削りますよ。
今回はこのカッターを使ったんですが、
如何も目が詰まって使いずらかったです。
 右上に見えて居るのは削れたワックスのカスを払うのに使いますな。
前のでは詰まり易いので、こんな物を買って来ました、此れの方が詰まり難く良いようです。

 今回は此処まです、次回又。
クマさんもやっと山へ草刈(山菜採り)に行きました、何時ものシドケ(モミジガサ)のポイントに行きましたら、こんな大きな25センチくらいのものがありました、わっおです。
 後は大体15センチ位ののものが殆どでしたな。
 一寸、写真写りが悪くてすいませんです。
  一日の収穫です、左から蕨、シドケ、山三つ葉、筍(筍は10本位採れましたよ)。
 みんな美味しくいただきました、ご馳走さまでした。
良い景色でしょ、此れはクマの巣穴の近所に有ります郭沫若記念館と云う所の庭園なんです、今日は休館日で人が居ないので良い写真が撮れました~。

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