2015年9月21日月曜日

 


  
  タングのテーパー加工はクマの巣穴ではフライスを使ってやるんだな、予めタングに6ミリのメネジを切ってあるので、そこへ固定用の治具でしっかり止めますよっと。











  こんな感じになりますよ。               下のブロックはテーパーの傾きを見るのに使いますよ、鉛筆の線はテーパーの長さですな。

  前にサブヒルトを嵌めこんで引いた線を基準にしてスコヤーを当ててバイスを回転させて合ったら固定するんだな。
お次は治具ごとバイスに取り付けてテーパーの傾きをダイヤルゲージを使って必要な角度にするよ。
 治具の下に角度調整用の治具がもう一つあるんですよ。

傾き(角度)が決まったら12ミリの超硬のエンドミルで切削加工です、タングに穴が開いて居るので、断続切削になるので自働送りを掛けます、手送りだと刃に一定の力が掛からないので刃が傷みやすいんだな。
   表裏が終わるとタングのエンドはこんなですな。(1,5ミリ残っていますよ。)
  
  熱処理前の加工が済んだので熱処理に出しましたよ、硬度は何とHRC62が出ていました、
いいですね~。

 
今回は此処まで次回はヒルトの加工に入ります。
クマの巣穴の広告で~す。  No21
KNIFE 名称 ファイティング

全長:       260mm
刃長:       140mm
鋼材:       ATS-34
グラインド:    3インチホロー
仕上げ:      ミラー
ハンドル材:   マルーンリネン
         ( エスカッションブレード入り)
         ヒドゥンボルト仕様
シース形状:   オープン


シースと並んだところですな。

 価格:      ¥160,000











問い合わせ先
COSTOM KNIFE 工房
Mexico  no  Kuma
TEL: 090 1254 6050 迄お願い致します。

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