2025年8月17日日曜日

 今回の付録です、外形迄出来ていました磯Ⅲの削りを始めるので罫書きを入れました、巾は7㎜にして有ります。
 ベルサンで♯240迄削りました。
 ♯240が綺麗に削れましたので今回は♯400を飛ばしていきなり♯2000のペーパーを掛けて見ました何とか傷が取れましたです、良かったフゥッ。


 
 ヒルトを接着するので銀入り接着剤を用意します、此の接着剤は使用する際は冷蔵庫から出して10分くらいしてから使いますよ。
 ブレードに塗布しますね、ヒルト後部側には接着剤は塗布しません。

 少しピンボケで失礼。

 粗ヒルトを嵌めたら穴の中の余分な接着剤をアセトンを浸み込ませたキムワイプで除去しましょうね。
 洗浄しましたら、此れも洗浄したピンを入れます。
 フライスのバイスでピンを仮締めします。
 此れでヒルトは一応仮締めは出来ていました。
 しっかりと固定しますのでハンマーで叩きます。
 加締め具合を見ながら両側から叩いて加締めます、加締めたら余分にはみ出ている接着剤を綺麗に除去して置きましょうね。
 余分を除去したらオーブンに入れます、途中で接着剤がぷつぷつと出てきますので都度此れを除去します、オーブンには39~40分入れて置き焼成しますよ。

と云う事で今回は此処までですまた次回にね。

2025年8月10日日曜日

 今回の付録です、前回公開しましたマスターでATS34を使用して此処まで出来ました、ヒルト溝は9,8㎜にして有ります、何故かと云いますと右上のヒルト材の厚みが10㎜ないので仕上げ代を考えて狭く加工してのですよ、因みにタングに開いている軽量化の穴径は12㎜にして有ります。
 お次の作業に使用するダイアモンドペーストを用意します、何に使うか?
 ヒルトの前をミラーにするのに使います、此処を青バフでやりますと溝の縁がダレてしまうのです。
 2本終了しました。
 ヒルトの外形を成形します。
 こんな感じに削って行きます。
 外周の削りが済みました。
 削りが済みましたら前後のバリを除去して置きましょう。
 ヒルト固定用のφ3㎜のピンを必要な長さに糸鋸でカットします。
 ではと、接着する前にアセトンを用意します。
 先ずはヒルト部・ヒルトの溝の中・ピンを洗浄します、この際の洗浄はシンナーは使用しない方が良いと思います何か拭いた後に残りますのでね。

 今回は此処までです、又次回この続きをね。









 

2025年8月3日日曜日

 今回の付録です、10月のJKGのショーに出すナイフを始めなければと思い07年に描き24年の2月と8月に修正しても気に入らなかった磯Ⅲを今回思い出し修正をしました。
 此の画を基に例によって厚み5㎜のアクリル板でマスターを作成しました、此れからショーに間に合うように頑張ってナイフを創って行きましょう。
 ではと本題にね、キリオン部の下が少し長くして有りますので削ります。
 此の状態で平らな所に置いて平行に成って居ればOKです。
 キリオン部の残りの厚み?を罫書きます、クマさんは2,5㎜にしています。
 削り取るアールはφ20㎜のエンドミルを使用しています。(φ16㎜のときもね)


 少しずつ削り込んで行きます。
 罫書き線まで終了です。
 こんな感じに成りました。
 3本終了しました。
 ヒルトの裏側をφ8㎜のエンドミルで抜きます。
 削れました。
 裏抜き終了です。
 嵌めて見ましたOKですね、因みに3本とも終了しています。

 と云う事で今回は此処までですまた次回にね。







 



 

2025年7月27日日曜日

 今回の付録で~す、昨日南房総迄ヘダイの子を狙いで釣りに此処は有る港の岸壁です何の変哲もない場所ですけれどクマさんは此処が近年好きになり良く来ます。
 先ず釣れたのは30Cmクラスのアイゴです此奴はヒレの先端に毒が有るので要注意です、此れが3匹釣れました、お帰り頂きましたけれどね。
 お次はフグです此奴はハコフグではないかと、此の後もう一匹釣れましたけれど此れもお帰り頂きました。
 今日はご覧の鯔釣れたのはみんな45Cmオーバーで引きが強く数は10数匹掛かりましてクマさんのリールはレバーブレーキ仕様なのでラインを出し入れして引きをたっぷりと堪能しましたです、結構腕が疲れましたけれどね、此れも全てお帰り頂きました。
 でっ、狙った本命はと云いますと何とか鯔の攻撃の合間に4尾釣りましたやれやれです、今回は大きさが今迄では一番大きく最大が22Cm位有り今迄はこんなのは初めてです、海の様子が変わって居るんですかね、此処は昨年11月の終わりに来て13尾釣った場所なんです以前は釣れなかったんですけれどね。
 でっ、此のヘダイを3枚に下しまして今晩のおかずに成ります、楽しみです。
 ではと本題にねφ3㎜のピン穴を開けるのに刃具を用意します、φ3㎜の超硬リーマ 下穴用φ2,5とφ2,9㎜を用意しますね。


 穴位置はこんな感じの場所に成ります。
 先ずはφ2,5㎜で、開けまして次に2,9㎜で綺麗な丸い穴を開けます。
 最後にφ3㎜のリーマでφ2,9㎜の穴を浚います。

 リーマ加工での注意はリーマの前の穴の形が重要なのでφ2,5㎜で開けてφ2,9㎜を綺麗な穴にして置くのが良いのです。

 穴開け終了ですBSのピンの中央に穴は開いては居ません此れで良いのです。

 と云う事で今回は此処までですまた次回にね。







 

2025年7月21日月曜日

 今回の付録です、近所のお姉さまにバックの取っ手が古くなったので此れと取り換えて欲しいとの依頼で、クマさんはシース以外の皮工芸をすることになりましたです。
 ご覧のようにシースで使用する3,5㎜の皮を2㎜に漉いて折り曲げて取っ手の金具を通して縫う糸はシース用の物を同じ色に染めてロウ引きして縫い代はシース用ではピッチが荒いのでクマさん家の近くに在ります皮工芸の道具などを作って販売しています岡製作所へ出向いてピッチ4㎜巾の4本菱錐を買って来てそれを案内に其れ用の1本菱錐で穴を開けて縫いました。
内側は縫い代がご覧のように見えて仕舞いましたが此れは仕方ありませんですね、完成してお渡ししましたら非常に喜んでくれましたやれやれです、クマさんとしても今回は良い勉強になりましたよ。
 ではと本題にね、ヒルトにピン穴を開けますが先ずは位置出しをします、先ずはX方向をご覧のように5㎜の丸棒とヒルトの間に紙を入れて紙が動かなくなる迄丸棒を移動させます。
 この位置でデジタルインジケータをゼロリセットします。
 5㎜の丸棒なので2,5㎜移動させます、此れでセンターがヒルトの上部の位置に来ます。
 Xをゼロリセットします。
 画に描いて有るように7㎜移動させます。
 お次はY方向を位置出しします、X方向と同様に位置出しをします。
 2,5㎜ずらして丸棒のセンター出しをします。
 Y方向をゼロリセットします。
 ヒルト幅が9㎜なのでセンターは4,5㎜に成ります。
 この位置がヒルトピン穴位置に成ります。
 位置が決まったのでポンチングして置きます、穴開けは次々回のお楽しみと云う事で今回は此処までですまた次回にね。