2015年6月7日日曜日

説明を追加
  今回は縫いの手順のお話ですよ。
 まず 木製のこんな治具をバイスにとりつけま~す。
 (この治具に使っている木材は岡崎のJKG会員の神谷兄弟に頂いたんですよ、感謝。)
写真のように治具にピタット押さえつけて3
本菱針で穴明 けの位置を印しますな。
 このとき皮の折り返しの線に沿って等間隔のなるように注意しながらですよ。
基準の穴(裏へは抜けていないのだ)の印しが済んだところで~す。
 3本菱針は手で押すので手製のカバーを被せて使うんですな、こうしないと手がいたいんですよ~。
お次はと云うとですな 先ほどの治具を機械に取り付けて一か所ずつ裏まで菱穴を開けるんです、此のとき機械はフリーの状態にして置きますよ。

糸を縫うのですが上2か所 は強度を出す為2重にします順に八の字に1回ずつしっかりと
締めながら縫っていきますよ。
一番下の縫い終わりのところはシースの裏裏に糸を出しぎりぎりでカットするんですな。
縫い終わったら余分をカットし こばを丸く仕上げます、ベルトの番手は1000番までかけます。
仕上がったらエッジコートをらくぬーりを使って塗りますな、このらくぬーりは静岡のJKG会員の山本宣弘さんのブログで教わりました、有難うで~す。
 
お次はサドルオイルを塗りま~す。
 塗るときの筆はアクリル絵の具用のナイロン製のものを使っているんですな。
  完成したチュウブシースにナイフ本体を納めたところで~す、前回の説明のように後部のボルトの表面がすべて見えるくらいが抜き易く、抜け落ちたりしない位置になるとクマは考えているんですな。
 クマはチュウブシースの場合は全て紐(ソング)を取り付けるようにしてますよ、抜く際に紐を握り親指でシースのへりを押して少し抜けたらそっと抜ききりますな、こうすることによって怪我の防止にも成るんですよ。
 まっ とりあえず完成ですな。

ここは?浅草の合羽橋なんで~す、なんでクマがこんなところへ来てるのかって、現役の頃よく通っていた大衆割烹のマスターが今月古稀になるのでお祝いのプレゼントを買いに行ったんで~す。
 此のマスターに出会ったことでクマはアウトドア(山菜採り、きのこ狩り等)にお供させてもらって楽しさを教えて貰ったんで~す、感謝。
 んで、プレゼントはクマのカミさんが云うには仕事で使う白衣と前掛けがいいんではとで
合羽橋へとことこやって来たわけなんですな。
 当日届けに行きしっかり呑んできましたです。
クマの巣穴の広告で~す。
フィッシングナイフ(磯釣り等)

 全長:       211mm
 刃長:       104mm                    
 鋼材:       ATS34
 仕上げ:      ミラー
 グラインド:    12インチ、3インチ
 ハンドル材:   スタッグ
 シース形状:   ポーチタイプ

 価格:    ¥50,000                  

                                        このサイズでブレードの厚みは強度を出す為4mmにしてあります。

 問い合わせ先

 CUSTOM KNIFE 工房
 Mexico no Kuma
 TEL: 090 1254 6050迄

1 件のコメント:

  1. アサイです。

    サイズの割りに厚みがあり、イイ感じのナイフです。
    近いうちに、ブログでレポートをと思っております。


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