2018年3月25日日曜日

今回は揉みつけが済みましたのでM5の下穴をφ4,3で開けましょう、普通の形状の     ドリルで深さ3㎜位迄開けますね。
 穴の深さについてはハンドルの仕上がりを考慮してきめます、このハンドルは結構厚みが有りますので比較的楽ですけれど、小さめのナイフですと要注意ですね。

開きました。
次は先端を平らにしたドリルを使って深さ3,5㎜にします。
こんな感じに 平らにね。
一応ネジ面を取りましょうね。
  では、M5のネジを立てましょう、此のタップはツイストタップと云いまして切り屑が穴の外に出るようになって居ます、でっ此のタップの先端を平らに研磨してネジが底ギリギリ迄切れるようにして有ります。
まずは機械で案内を付けましてと。
次にタップハンドルを使って穴の底までメネジを切ります。
ご覧のようにネジが穴の底まで切れましたね。
  ヒドゥンボルトの長さを決めます、ハンドルの穴深さは3,5㎜にして有りますのでタングの厚みをそれぞれ測定しまして、タング前側は10,5㎜後側は7,5㎜に成ります。
 今回は此処までです次回はM4のネジの長さ調整からになりますお楽しみに。
FBでも紹介しましたが今回のJCKM/JKG鍛造部会合同カスタムナイフショーに出展しますエングレーブ入りのインテグラルタイプ此処迄出来ました、詳細は次回に。
 エングレーブは星山文隆師匠です。

2018年3月18日日曜日

  今回はヒドゥンボルトタイプの為の加工をしましょうね、まずは穴位置を決める為にハンドル材をしっかりとバイスに挟みましてクランプで固定しますよ。
次に バイスから外しましてハンドルエンド側をクランプしますね。
中央のクランプは次の加工の邪魔に成りますので外します。
フライスのバイスに乗せましてね。
案内の揉みつけをします、ヒドゥンボルトはM4を使いますので下穴は3,4㎜を開けて有りますのでドリルは3,4㎜を使いますね。
こんな風に揉みつけをします、此れを左右のハンドル材2か所ずつ計4か所やりますね。
揉みつけ終了 です。
 今回は此処までです次回は実際の穴加工に成りますお楽しみにね。
一昨日から南房総へ出かけて居まして昨日平舘港に様子を見に寄りましたらサヨリが釣れていましたので半日ばかり久し振りに釣りをしまして20Cmくらいから25,6Cmのものを47尾釣りましたよ楽しく過ごしましたな。
説明を追加


帰宅してからが大変2~3時間かけて刺身用と塩焼き用に捌きまして10時過ぎにやっと此れで一杯やれました、お疲れ様でした。

2018年3月11日日曜日

今回からはハンドルの装着に成ります、まずは接着面の平面出しをしましょう、写真には取り忘れましたがハンドル材は事前に削り平行を出して有ります、そしてバイスに咥える際は基準辺(ヨウカン)には乗せるだけで叩いて密着させないようにね。
 フェイスカッターで削ってね。
   此れで平面が出ました。
  では、タングに当るところを冶具を使って角度調整しまして削ります。
  ピッタリと合ったようです。
反対側をですね同じ角度に成るように重ねて罫書きを入れます。
  冶具を使って同様に削りまして重ねて見ます、此れで左右同じ角度に成りました、何故こうすると云いますと、マイカルタの場合捩じれて取り付けても左右の模様は問題ないようですけれども上下と後ろの模様が合わなくなってしまうんですね、此処は要注意ですよ。
ハンドルエンド側をヒルト側と平行に削りましょう。
平行にすることでタングに取り付ける際にしっかりと密着させることができます。

 今回は此処まで、次回はヒドゥンボルトの取り付けの手順を公開しますねお楽しみにね。

2018年3月4日日曜日

  前回はヒルト・ヒルトピンの加工が済みましたので今回は仮組みをしましてヒルトをの取り付けをしましょうね。
 まずはブレード部を養生しまして、ベルサンで傾きをざっとね。
こんな感じに。
  でっ、外周全体を削りますね。
お次は銀入り接着剤を塗布しましてヒルトを嵌め込みますこの際ピン穴に接着剤がはみ出しますので除去しておきましょうね。
  お次は、ヒルトピンを必要な長さ(ヒルトの巾より2㎜位長めにね)にカットしましてバイスに咥えて仮締めをしますね、此の方法は福田正孝さんの創美工夫に出て居ました、感謝です。
  仮締めが済んだらハンマーでしっかりと両側を加締めますね、こんな風にね。
接着剤の余分を除去しまして、オーブンに入れて焼成 させます、途中で様子を見ましょうね、接着剤がはみ出して来ることが有りますのでね、此れをそのままにして置きますと後で除去するのが大変なので固まらないうちに除去します、此処は肝心です。
  ヒルト装着終了、上手く行きましたね。

 今回は此処まででです、また次回。
2018年年鑑ナイフマガジンが出ましたので買って来ました。
  表紙の裏にクマさんのインテグラルナイフが、此れは4月7日~8日に開催のJCKM/JKG鍛造部会合同カスタムナイフショーのDMに載せて頂いたのでね。
P67にはクマさんのチョウゲンボウが掲載されて居ますので一寸宣伝をね。