2020年10月25日日曜日

 今回の付録は高い所からの夜景です中央付近に薄っすらと見えて居るのは県境の江戸川です、なので向こうは東京になります、右に光って居るのは東京スカイツリーです時刻は夕方5時半位です、写真より実際の方がとっても素晴らしかったです。

 其れでどこから見たかと云うとですね、遠くに見えて居る二つの高層マンションの右側の展望デッキからの景色なんですよ、此の写真は巣穴の3階から写したものです。
 それでは本題にね、先ずはブレードの厚みを加工しますが基準に成る端面を仕上げて置きます。


 この位置がゼロなのでX方向をゼロリセットしてと。

 (Yの数字は関係ありませんので無視しますね。)

 ブレードの長さが67㎜なのでX方向を67㎜移動させます、インジケータは1/1000迄表示しますが加工上は問題有りませんので。
 X方向を再度ゼロリセットします、その方が加工が楽なのでね。
 切削終了です。

粗削り終了ですヒルトの手前数ミリは仕上げ代に成るので残して置きます。


 アールエンドミルで仕上げます、此の時の注意としてヒルト部の前面を加工する際は下向き削りでゆっくりと送り丁寧に仕上げて置きますそうすることで後のペーパー掛けが非常に楽に成ります、此処はとっても大事です。
 ブレードの厚み加工終了です、厚みは3㎜に成って居ます。
 お次はタングのテーパー加工です、タング長が63㎜で3㎜を1㎜にします、テーパが63㎜で1㎜に成るので100㎜で1,5㎜に成る治具を使用します。(若干数値は違いますが問題は有りませんので。)
 
 勾配治具を置き本体をバイスにしっかりと咥えて粗削りをします。
 終了しましたらアールエンドミルで仕上げます。
 両側を加工しタングがテーパに成りましたね此の状態ではタング後部?が残って居ます。
 ブレード・タングの厚みの加工が終了しました。

 と云う事で今回は此処までですまた次回にね。

  ◎次回の更新日はクマさんの都合で11月2日(月)の午後に成りますので宜しくで~す。
 

2020年10月18日日曜日

 昨日10月17日(土)と本日18日(日)の二日間時事通信ホールに於きましてJKGカスタムナイフショーを開催致しました今回はコロナの感染の事も有りまして出展者の方も18名と例年の1/3位でしたが二日間ともに多数のお客様がお出でに成り盛り上がりの有りほのぼのとしたショーとなり主催者と致しまして厚く御礼申し上げます誠に有難う御座います。
 私クマさんと致しましても中央のナイフが嫁いで行きました、お買い上げ頂きましたお客様誠にありがとうございます。

  

 本題にね、タング部の穴開け加工が終了しましたので、ヒルト部のインレイ用の座繰りの加工をしましょう、先ずは専用のポンチを使用して位置出しをしましね。
 位置出しが済みましたら段穴がφ10なので6㎜のリーマ加工をします、なので下穴の5,8㎜のドリルで先ずは開けます。

 次に6㎜のリーマで仕上げて置きます。

 次は10㎜の座繰りをしますが深さは3㎜に設定していますのでストッパーに3㎜のドリルを挟んで寸法出しをします。

此の状態でさっと削れるところまでベッドを上げます。

 次はドリルを外して10㎜のエンドミルで座ぐります、座繰り終了。  



 反対側の座繰りをします、此のエンドミルは位置出しをする為の軸が6㎜の物をね。
 XYを移動させて位置出しをします、リーマ加工をして置いたのは此の為なんですよね。
 先ほどと同様に10㎜のエンドミルで座繰りをします。

 
 表側の加工。
 裏側の加工此れでインレイ用の座繰りは終了です。

 と云う事で今回は此処までですまた次回にね。
 








 お早うございます、本日はクマさんは昨日と今日JKGカスタムナイフショーに出て居ますのでその報告がてら更新は夕方若しくは明日の午後になりますので宜しくお願いいたします。

2020年10月11日日曜日

 今回は付録は有りませんので本題にね。

 先ずはブレードの長さが70㎜ですので70㎜に罫書きます。

 マスターを合わせて見ます大丈夫ですね。
 2本とも同様にね、ヒルトの前部と後部も罫書いて置きましょうね。
 マスターをクランプで固定して先ずは外形を罫書きます。
 罫書いたら専用のポンチを用意します。
 穴開けに必要な位置全てにポンチを打ちます。
 ブレードの3㎜の厚さを罫書いて置きます。
 ヒドゥンボルト用のM3のネジ穴を開けますので穴の位置出しをします。
 M3の下穴のφ2,6㎜で穴開けをします。

 

 タップをドリルチャックに咥えて何山かネジを立てますこうするとネジが曲がらずに真っすぐに成ります、裏技ですよ。
 残りの必要な深さにはタップハンドルを使用してネジ立てをして行きます、ねじの深さは裏まで抜かずともタングの厚さプラスに成って居ればOKですよ。
 前部のタップ立て終了です。 
 後部のネジ穴も同様にね。
 タップ立て終了です、此の写真ではソングホールの加工も済んでいますが工程の写真を撮り忘れました失礼しました。

 と云う事で今回は此処までですまた次回にね。
 

2020年10月4日日曜日

 今回の追加に成ります。

 KNIFE 名称: ツミ(雀鷹) 

       ワイドヒルトタイプ

全長: 150㎜ 刃長: 60㎜

鋼材: ATS34 仕上げ:ミラー

ハンドル材: アイボリー

    

フィティング:7/5SUSシュナイダーボルト

タング: フルテーパー

シース形状:チュウブタイプ

備考: インレイ・オーナメント共

     アイボリー


 

 今回の付録で~す、一つ目はクマさんのクッキングナイフ2本が日本の包丁2021に紹介されましたので、先ずは報告をね。

 中身を読みますとクマさんの背中が痒くなりそうな事が書いて有りました。


 P100には刃長180㎜の物が、此れは注文品で写真を撮り次第に御客様の手元にお婿さんに行きました、何故かって嫁ぎ先は素敵なお姉さまなんでね。
 P101にもこんなに大きく此方は刃長135㎜のペティナイフとのコラボです、此方はまだクマの巣穴に飾って在ります欲しい方はご連絡を下さいな。

連絡先は090 1254 6050です宜しく。

 二つ目、此れはですね、実はクマさんは4年近く務めた仕事先が9月いっぱいで辞めることに成って素敵なお姉さま二人からのプレゼントなんです、辛口で美味しいお酒ですエヘッ。
 三つ目、今月開催されますJKGナイフショーの宣伝です今回はコロナ禍の中での開催なので出展者の方は19名とディラー1店と少ないですが皆様のお出でを心からお待ち申し上げております。

開催に当たりましては理事会にて討議を重ねましての実施に成ります、ご来場の方々には消毒、健康状態の記入などご迷惑をお掛けすると思いますが宜しくお願いいたします。


 私は一応役員ですので今回はテーブルを出さずに裏方で頑張りますので宜しくお願いいたします。

 このナイフにつきましてはマトリックスさんに委託でお願い致しましたので。

 小型の物でツミ(雀鷹)シリーズに成ります、一番上の物が前回途中までの物です。

 此処から本題にね、カット用の穴開けが終了しましたのでカットしましょう。
 長手方向を弓鋸で。
 次は縦方向を。
 カット終了、2本分取れました此処からは2本平行して作業を進めて行きますね。
 カットした端面を削りますね。
 切削終了です、穴あけの後が少し残って居ますが此れ位は問題は有りませんので、次に進めます。
 削った面を基準に黒皮の面も削ります。
 両端面切削終了です。
 削りました両端面をバイスに咥えて長手方向の端面を削ります、後で此処が基準面に成りますの大事です。
 では、面を削るとしますか。 
 切削開始です。
 1本の面が切削終了です。
 2本とも4面切削終了です。
 ブレード・タングの厚みを罫書くために青タックを塗布します。
 次は外形を罫書く為に面にも青タックを塗布します。
 此処から本格的にナイフとしての作業に成りますが此の状態での重さが314gでした、最終的にはどれ位重さが減るんでしょうかね、お楽しみにね。

 と云う事で今回は此処までですまた次回にね。