2018年11月25日日曜日


  前回はマスターの外形加工の殆どが終了しましたので穴位置を決める為の案内を開けます、通常はφ5㎜で開けますが今回は他の穴と干渉しそうな箇所が有るのでφ3㎜を使う事にします。
必要な穴が全て開きました。
自作のφ3㎜のセンターポンチです。
ピッタリですね、此れにガタが有りますと穴位置が狂いますのでね。
画を剥がす前に必要な線をカッターで入れて置きましょうね。
剥がします。
剥がし終わるとこんな感じに成ります。
ヒルト前部キリオンの所が残って居ますね、此処はエンドミルを使って正確に処理します。
罫書き線に合わせて冶具を取り付けます、此の冶具は本体のヒルト溝を加工する際に使用している冶具ですよ。
  フライスのバイスに咥えます。
罫書き線がバイスの口金に平行に成って居るのが判ると思います。
エンドミルでこの様に正確に加工します。
穴の面取りを忘れて居ましたので面取りをしました、外形のバリも取り忘れて居ましたのでキサゲを使って取って置きました。
完成しましたマスターと画を並べて見ました、今回は此処までです次回からいよいよ本体の加工に成りますお楽しみに、では又来週。

2018年11月18日日曜日


  昨晩のクマの巣穴の夕食は夏に富士山で採って来たキノコ:ショウゲンジ・タマゴタケ・その他を入れたキノコ鍋でした、えへっ。
今回はアクリル板にコピーを貼り付けましたので其れに合わせてバンドソーで大まかにカットします。
  カット終了です、ベルサンで全て削り落としても良いのですがアクリルの粉が飛散すると後が結構厄介なのでね。
お次はベルサンでざっと削ります。
刃の部分もね。
ベルサン終了です。
  鑢を用意しまして、此れだけ用意しましたが全部は使いませんけれどね。
  先ずはバイスに咥えます。
  鑢を使ってデザインの線に合わせて削ります。
  チョイル部のアールも。
  此処のアールは画ではφ16にデザインして有りますのでφ16の丸棒(エンドミル)でアールを確認しますね。
ヒルト前部は削り代を残して大まかにね、此処は後で機械加工で仕上げますのでね、それは又改めて。

 と云う事で今回は此処までです、また次回にね。

2018年11月11日日曜日


  昨日は最初に就職しました会社のOB会が三鷹のファミリーレストランで有りまして楽しく過ごして三鷹なので当然二次会は(一人ですけれどね)普段は中々いけないの駅前の弥一に行って昔の仲間と旧交を暖めて来ました写真はヒメジ(おじさん)の刺身です初めて食べましたな、結構美味しかったですよ。
  ではと、本題に今回からは此の4吋インテグラルハンターを創って行きましょうね。
  此れが完成品です、完成までに60~70時間かかりました。
  では、初めにスケッチをコピーしますね。
  コピーは2枚撮ります、1枚はマスター用でもう1枚は制作用に必要な寸法等を書き込むためにね。
  マスター用のアクリル板(t5㎜)を用意しますね、巣穴では前もってアクリル板をこの様に適当な大きさに何種類かカットして有ります。
余分な長さをカットします写真のカッターを使って両面を彫ります。
  

余分を折り取って両面テープを貼りますね。
糊面を出します、使用した両面テープは巾の狭いものを使ったので中央をカットした訳では有りませんので悪しからず。
糊面が 出ました。
 ざっとカットしたコピーをしっかりと皺に成らないように貼ります。
余分な糊面を左上に見えますカッターを使って切り込みを入れて除去しましょう。
こんな感じに綺麗に取れました、糊面が残って居ますと此の後の工程で邪魔になるのでね。

 今回は此処までまた次回にね。

2018年11月4日日曜日


今回はロゴを入れましょうね、先ずは必要な大きさにカットしましてと。
  位置を決めまして、しっかりと貼り付けます、貼り付ける際前写真に見えている道具を使ってこすって馴染ませますよ。
お次はマスキングテープをロゴの周りに貼りますこの際も先ほどの道具を用いてしっかりと隙間が無いように貼り付けます。
 此のマスキングテープはプラモデル用の物を使っています。
通電の準備を。
 通電はメモの順番で実施して行きます。
  ロゴの上に塩化第二鉄を必要量たらして綿棒でトントンと軽く叩くようにマジませて行きます。
 馴染んだら電極を+-を逆にして再度綿棒で馴染ませます、ブレード先端のクリップは黒に成りますが写真を撮り忘れました、失礼。
  馴染んだら塩化第二鉄をさっと水で流してマスキングテープを外します、此れは何を?ロゴを剥がす裏ワザですなロゴの上に養生テープをしっかりと貼り付けてエイッと剥がします。
  ロゴがこんな感じで取れますアセトンなどで始めから除去しても良いのですが、此の方が早いし楽なのでね。
  最終的にはアセトンで綺麗に除去して完成です。
 刃付けにつきましては巣穴では12吋のホイールで♯400のベルトでやりましてバリについてはオイルストーンで取り終了です、今回で此のインテグラルナイフにつきましては終了に成ります。
  次回からは先日のJKGカスタムナイフショーに出展致しました、此のインテグラルハンターの制作手順を公開して行きますのでお楽しみに。
完成写真です。