2021年10月31日日曜日

 今回の付録はクマさんが頑張って居る所を一寸ね、JKGナイフショーが済んで2週間インテグラルを3本此処迄加工しました。
 左から下側、中が側面、右が上面、タング部はヒルト側が3㎜バットキャップ側が1,5㎜しっかりとテーパにして有りますよ。
 後ろに控えるのはマンモスです3本中2本を此れを装着しようと思っていますよ、あと1本はアイボリーかな?お楽しみに。
 では、本題にね外形の成形が済みましたのでウエットフォームをしましょう、浸けている時間は皮の裏側から気泡が出なくなる迄ね。
 湯から出したらベルトループを治具を使って成形します。

 写真を撮り忘れましたがシース本体はナイフを入れて成形して有ります。                

 乾かします。
 乾かしている間にシースに付ける皮タグを創って置きましょう。

 必要な大きさ(前のメモの寸法)にカットしたものを簡単にウエットフォームしますね、一寸濡れているくらいの方がロゴは打ちやすいのでね。
 キャスティングホルダーを使ってロゴを打ちます。
 終了。
 乾いたらφ22㎜の専用パンチで両端をアールにします。
 糸を通す穴をφ2,5㎜のパンチで開けます。
 ベルサンで外周を仕上げます。
 取り合えず終了です、オイルはシース本体に塗布する際に一緒にね、此の皮タグが無いとシースとナイフが判らなくなってしまうので創って居ます。


 と云う事で今回は此処までですまた次回にね。
 

2021年10月25日月曜日

 今回の付録は季節外れ二つ、一つ目はカミさんが手入れをしている苺に今頃実が付きました、赤く成れば食べられるでしょうね、楽しみですね。

 二つ目は茄子です、少し前に花がまたまた咲きました、実が成るのが楽しみですね。
 閑話休題、シース本体のベルトループ迄終了したので中子に掛かりましょうねベンズにマスターでマーキングをしてナイフ本体を合わせて見ます。
 バンドソーで切り抜きます。
 チョイル部の深さを調整します、刃部が1㎜位浮くようにしますね、滑る個所の調整は仮組をしながらします。
仮組をして見ますね、此処でチョイルの滑る個所を調整します。
 調整が済んだら再度仮組をして糊付けの位置をマーキングします、仮組をした際にスエッジ部が当たるので少しカットしました。
 マーキング終了
 湿気抜きの穴を開けます、位置を裏から千枚通しでマーキングします。
 表にして、穴位置を確認します。
 3㎜のパンチで抜きます抜き跡がきれいですね、裏から抜いて仕舞うと綺麗に抜けないのでこうして加工します。
 中子を貼ります、ダイアボンドを塗布してべた付かなくなるまで待ちます。
 位置を合わせて貼ります、此の時木ハンマーで叩いて馴染ませて置きましょうね。
 反対側も同様に作業します。
 貼り合わせたら木ハンマーで叩いて馴染ませてクリップで1日放置して置きます。

 と云う事で今回は此処までですまた次回にね。
 

2021年10月18日月曜日

 16日(土)17日(日)の二日間JKGナイフショーが開催されましたコロナ禍の中ご来場頂き誠に有難う御座いました、会を代表するものとして厚く御礼申し上げます、又今年度を持ちまして私は会長を退任することと成りました長年にわたり皆様のご協力感謝いたします、会には会長補佐(理事)として残りますので今後とも次期会長共々宜しくお願い致します。
 今回用に作成致しましたヒルトレスフィッシング(ハンターオレンジ)刃長65㎜がお陰様で嫁ぐ事が出来ました、お買い上げ頂きましたお客様誠に有難う御座います。
 では、本題にねベルトループを縫います針と糸を用意します、糸の長さは縫い代の7倍くらいにカットします。
 針の穴に通す個所にロウを塗りつけます。
 糸の縁は特にしっかりとね。
 針の穴に通します。
 反対側も同様にね。
 お次は糸全体にロウを塗布します。
 塗布しましたら、皮で挟んでぎゅっと引っ張ります、こうすることでロウが糸にまんべんなく浸み込みますよ。
 では縫います、此の部分は二重に縫います。
 縫い終わりました。
 余分はカットします、此れでベルトループの縫い作業は終了です。

 と云う事で今回は此処までですまた次回にね。
 
 

2021年10月11日月曜日

 今回はお知らせのみに成りま~す。   今月16日(土)・17日(日)JKGナイフショーが時事通信ホールにて開催されますコロナ禍で出展メーカーさんも昨年同様少なめですが皆様多数のご来場をお待ち申し上げており 以下は今回のクマさんが出展しますナイフです、このほかにも出しますよ。

名称: ヒルトレスフィシッングナイフ  全長: 153㎜  刃長:65㎜    ハンドル材 :G10ハンターオレンジ   フィッティング:SUS5/7シュナイダーボルト                   シース:チュウブタイプ

 かかく: ¥25,000_

 

 シースとコラボ。
 同タイプで刃長が63㎜と若干短いものです。




 価格:  ¥25,000_


シティナイフ              全長: 160㎜  刃長: 60㎜   鋼材: ATS34             ハンドル材: マンモスアイボリー    シース: チュウブタイプ


 価格: 45,000_

 しーすと。
 

2021年10月4日月曜日

今回の付録其の1、昨日はカミさんと南房総の千倉迄釣りに行きまして、ちょっとだけ釣れました、上が海タナゴ(此れはカミさんが釣りました)、中がヘダイの子、下が鯊大きいでしょ13Cmと15Cm有りました。
 付録其の2、今月のJKGナイフショーに出すナイフですがヒルトレスなのでハンドルの先端部をどうして合わせるかを一寸ね、先ずは画の長さに合わせて片側を貼り付け固定します。
 必要な穴加工が済みましたらタングの形状に合わせてハンドル材を削るのですが此の時先端部を写真のように残して置きます、此れが重要なんですよ。
 こうして先端部を合わせます。

 合わせる際にジグで何とかしたいのですがまだ治具が考案出来ないのですよ。

 この方法はヒルトレスには良いと思いますよ。

 では此処から本題にね。

 穴開け位置のマーキングです、此の時先端部がきちんと合うようにします。

 三つ目菱錐で穴位置をマーキングします。
 マーキング終了。
 菱錐で穴を開けて行きます、巣穴ではこんな物を使用しています。
 穴を開けて其のまま上に上げると針が抜けるんです、良いでしょ、此れはJKGの仲間に教えて頂きました。
 先端が開いたところです。
 こうしてすべての穴を開けますね。
 裏側はこんな風に成っています。
 此の状態で糸を縫いますと擦れて糸が切れて仕舞いますので、窪みを作ります、クマさんは三角の彫刻刀を使います。
 こんな感じに彫ります、此れで糸は擦れることは無く成ります。

 今回は此処までですまた次回にね。