2020年1月26日日曜日

  クマの巣穴の広告で~す。  No53
KNIFE名称:2吋3/4インテグラルシティ
全長: 159㎜  刃長: 70㎜
鋼材: ATS34 
鋼材の元の厚み:15㎜
加工前重量: 440g
グラインド: 12吋ホロー
仕上げ: ミラー
ハンドル及びインレイ・後部飾り
         全てアイボリーです。


完成時重さ:84g

 上部から見た所です。  
右が8㎜の鋼材からの物。
 左が今回の物で15㎜の鋼材から制作しました。
 ヒルト部とバットキャップ部の接点に段差のないことがお判りと思います。
  制作前の画と比べて見ました、この時点でバットキャップ及びヒルト部の接点に段差が無いように描いて有ります。
チューブシースに入れて見た所です。

 2月9日(日)の銀座ブレードショウをお楽しみに。
では、本題にはいりますね 。
 先ずはシースの型紙を起こしますね。
マスターに合わせて画を描きます。
アール部をパンチでカットします。
ベルト穴を開けます。
型紙のブレード部はこのように切り抜いて置きます、そうすれば中子のカット部も一緒にマーキングが出来ますのでね。
  先ずは外形をバンドソーでカットします。
  次に内側をカットします。
本体を入れて?見ます大丈夫ですね。
内側をベルサンで仕上げます。
此の表側を斜めに削りますが写真を撮るのを忘れました失礼。
内側を仕上げたらエッジコートを塗布します、乾くまで放置ですね。
 断面が斜めに成って居るのがお判りかと思います、こうすることでシースがふっくらとした感じに成ります。

 と云う事で今回は此処までです、また次回に。
 ◎今日は朝起きられなくて投稿が遅れまして失礼しました。

2020年1月19日日曜日

  銀座ブレードショウ(GBS)に出展のインテグラル此処まで出来ました、後はハンドル周りを丁寧に仕上げます。
 ハンドル・インレイ共にアイボリーです。
  通常のインテグラルは鋼材を8~12㎜で制作するのですが此れは15㎜を使用していますので、左のタイプ(鋼材は8㎜です)と比較しますとヒルト・バットキャップとの接点に段差が全く有りません、クマさんは前からこんなインテグラルを創って見たかったんですよ、握った感じはとても良いです、GBSをお楽しみにね。
  では本題に、先ずはバットキャップ部とハンドル材の接点を丸鑢で削って行きますので丸鑢を用意します。
ナイフメーカーズバイスに挟んで固定しますね。
少しずつ丁寧に削って最後は目の細かい鑢で仕上げます。
後部は終了です。
ヒルト側も同様に加工しますね。
こんなふうに成りました。
ハンドル部の上下をベルサンで♯1000迄かけます。
お次は♯2000迄ペーパーをかけましょう。
此処からは最終仕上げですのでダイアモンドペーストを用意します。
 
  ペーストは荒・中・仕上げの3種類を使用します鋼材の表面はチェッカリング部を除いて全て仕上げて行きます。
  仕上がりました。
  上部から。
下部から、全体に綺麗に仕上がりました、此れで本体は終了です。
 後はロゴをね。

 と云う事で後はシースの制作に成ります、では又次回のお楽しみと云う事でね。

2020年1月12日日曜日

   進行中のインテグラル熱処理前まで終了です、予定では昨日に帰宅予定でしたが明日に変更に成りました。
本体が熱処理に出ている間にハンドルエンドに取り付けるアクセサリーを作って置きました、素材はアイボリーですよ。
 作成する際に色々忘れて仕舞うのでこんなふうに手順書を作って有るんです。
  では本題にね、ハンドル材を接着しましょうね。
先ずはM4のネジをタングのネジ穴に入れましてズレないように瞬間接着剤で固定します。
ハンドル材を固定する際にネジが出っ張っているのでこんな治具?を用意します。
  2液性の接着剤を用意しまして良く混ぜます。
本体とハンドル材に塗布しまして。
先ほどの治具を使って。
ハンドル材をクランプで固定します、この際にハンドル材に傷が入らないように干渉材に皮などを間に入れましょう。
  此れで一晩放置です。(接着剤は30分タイプなのですがね)
一晩放置しましたら反対側も同様にね。
  クランプでしっかり固定します。
 この際も傷がつかないように干渉材に皮を使います。
  切削終了、上から見た所です。
正面から見た所です。
下から見た所です。
 と云う事でハンドル材の切削終了です。
 今回は此処までです、また次回に。

2020年1月5日日曜日

  お早うございます、昨年は身内で不幸が有りましたので新年のご挨拶は控えさせて頂きますね。
 今年も元旦の朝から房総~茨城迄ドライブをして来ました、朝食は何時もはガストで取るのですが全国的に休業と云う事なので今年の最初の食事はコンビニのカツサンドでした。
南房総から太平洋沿いに一般道を北上しまして茨城県の神栖市迄、何でかと云いますと此処に姪夫婦が居ましてそれで呼ばれて来たんですな、姪の夫は海上保安庁で此のひたちが勤務先なんだそうですクマさんは巡視船をこんなまじかに見たのは初めてでしたよ、住まいに戻り8時位迄お邪魔しまして帰宅でした、走行距離は390キロでした、お疲れ様でしたね。
前回紹介致しましたインテグラル熱処理前まで終了しました、今日しんかいさんにご挨拶がしら熱処理に出しに持って行きますよ。
此処から本題にね、インレイ用のマンモスアイボリーの外形がざっと削れましたので旋盤加工をしましょう、先ずは丸棒(エンドミル)に瞬間接着剤で固定します。
画の寸法に削りますね。
旋削開始です。
  旋削終了です。
縦に繊維が通って居るので判るようにマーキングをして置きますね。 
  接着剤を塗布して左右一緒にバイスで挟んで固定します。
接着剤が乾きましたらベルサンで出っ張って居る分を削りましょう。
反対側も同様にね。

 今回は此処までです、次回はハンドル材の取り付けをしましょうね。

 と云う事で本年もお付き合いの程宜しくお願い致します。