さてと、今回は熱処理(焼き入れ、焼き戻し)が上がって来ましたな、硬度はHRC60,5位なんだな。
鋼材はVG10なんだな。
400番のベルトまでかけてと。
クマの巣穴では耐水ペーパーはこうやって引き出しにきちんと整理して有るんだな。
このスティックは12インチ用ですな、これでブレードの研磨をするんだが、まずは2000番のペーパーをかけて見て傷の具合を見ますな傷が無かったり、小さかったらそのまま仕上げますが傷が深いようなら、再度400番のベルトで傷を取りましょうね。
耐水ペーパーが足りなくなったのでカットするね。
カッターの刃がすぐに切れなくなるので刃付けをしますよ、刃を折れば済む事なんだが、それだと切れる部分迄捨てるようになるので、今回から切れなくなった分のみをベルトで削り取る事にしたんだな。
磨きはブレードをナイフメーカーズバイスに固定しまして、さっきのスティックと2000番のペーパーで仕上げますね。
リカッソは800、1200、2000番をかけて仕上げますな。
お次はバフで仕上げですな、此のとき穴の中にバフのカスが入るのは嫌なので養生しておきますよっと。
バフ仕上げ終了、綺麗にいきましたね。
さて、ヒルトの飾り窓の内側をバフで研磨して仕上げましょ。
おおっ、ピッカピカの成りましたな。
お次はヒルトを仮組して大体の形状に削って仕舞いましょう、こうして削るほうがヒルトの傾きが良く見えていいのだ。
(クマの巣穴ではヒルトの加工は何時もこうやっているんです、えへっ。)
こんな具合にね。
この状態はヒルトに仮組用の2ミリのピンが入って入るんだな。
ヒルトをブレードに取り付ける前に前部にバフをかけておくね。
オーブンに入れて140度で45分位焼成しますね。(銀入りの接着剤の塗布の写真とカシメの写真を撮るのを忘れました、すいませんです。)
今回は此処までですよ。
次回はあの黄色いスペーサを貼ったハンドルの接着と加工をやりましょうね。
今回もクマの巣穴の広告は有りません。
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