さてと、今回は熱処理(焼き入れ、焼き戻し)が上がって来ましたな、硬度はHRC60,5位なんだな。
鋼材はVG10なんだな。
400番のベルトまでかけてと。
クマの巣穴では耐水ペーパーはこうやって引き出しにきちんと整理して有るんだな。
このスティックは12インチ用ですな、これでブレードの研磨をするんだが、まずは2000番のペーパーをかけて見て傷の具合を見ますな傷が無かったり、小さかったらそのまま仕上げますが傷が深いようなら、再度400番のベルトで傷を取りましょうね。
耐水ペーパーが足りなくなったのでカットするね。
カッターの刃がすぐに切れなくなるので刃付けをしますよ、刃を折れば済む事なんだが、それだと切れる部分迄捨てるようになるので、今回から切れなくなった分のみをベルトで削り取る事にしたんだな。
磨きはブレードをナイフメーカーズバイスに固定しまして、さっきのスティックと2000番のペーパーで仕上げますね。
リカッソは800、1200、2000番をかけて仕上げますな。
お次はバフで仕上げですな、此のとき穴の中にバフのカスが入るのは嫌なので養生しておきますよっと。
バフ仕上げ終了、綺麗にいきましたね。
さて、ヒルトの飾り窓の内側をバフで研磨して仕上げましょ。
おおっ、ピッカピカの成りましたな。
お次はヒルトを仮組して大体の形状に削って仕舞いましょう、こうして削るほうがヒルトの傾きが良く見えていいのだ。
(クマの巣穴ではヒルトの加工は何時もこうやっているんです、えへっ。)
こんな具合にね。
この状態はヒルトに仮組用の2ミリのピンが入って入るんだな。
ヒルトをブレードに取り付ける前に前部にバフをかけておくね。
オーブンに入れて140度で45分位焼成しますね。(銀入りの接着剤の塗布の写真とカシメの写真を撮るのを忘れました、すいませんです。)
今回は此処までですよ。
次回はあの黄色いスペーサを貼ったハンドルの接着と加工をやりましょうね。
今回もクマの巣穴の広告は有りません。
2015年11月29日日曜日
2015年11月23日月曜日
今回はとブレードの削りをしますな、まずは刃の部分とテーパタングエンドにアオタックを塗付しますよ。
乾いたらブレードの小刃部に罫書きを入れますよ、一応0、4ミリ位でね。
何故か?罫書きが平行で無いな、まあ良いか、目安だからね、たまにはクマさんも適当にやることもあるさ。
ブレードの上側にも罫書きを同じ様に入れて置くな。
いよいよ、ブレードの削りですね、ヒルトを仮組してべベルストップの位置を治具を使って鉛筆で線引きをしますよ、残る平らな所はリカッソと云うんだが、この巾はブレードの厚みと同じにするんですな。
何処かのナイフメーキングのテキストに載っていたんだな。
削り中です。
実際は両手を使って削りをするんですが、クマさんの手は2本しかないもんでね。
右手はカメラのシャッターを押すのに使ってるんで。
こうやって時々治具を使って位置を確認しながら削って行くんですな。
立上がり部(べベルストップ)は非常に神経を使いますな。
こんな具合に削れれば良いんだな、クマの巣穴では焼き入れ前に240番で殆ど仕上げに近い状態までにしてしまうんだな。
一緒に見えているのがリカッソの巾決め用の治具なんだな。
と云う事でブレード側は此処までです。
此処からはテーパタングの加工をしますな。
6ミリの長穴と6ミリの穴が開いた治具をつかってと。
予めタングに加工して有った6ミリのネジ穴に6ミリのボルト(チョット手を入れて有るんだなボルトの6角の頭を取り払ってすり割りを入れて有るんだな)を締めこんで裏側からナットで固定しますな。
今、ブレードを取り付けた治具をこの治具の上に乗せるんですが、この画ではまだ重ねていないんだな、下の右に見えているのは角度調整用の6ミリのボルトなんだな、この6ミリのボルトを回して角度(高さ)を調整するんで~す。
それでと、2枚重ねるとこんな感じで右の方が浮いて居るでしょ。
今の治具をバイスの下側の置いて、その上にご覧の様にブレードを固定した治具を置いてまずはヒルトのラインの角度をバイスを少し回転(ぐるぐる回すわけではないよ)させて合わせますな。
タング全長で傾き(テーパ)がブレード厚3,0ミリでタングエンドが0,5ミリなので両側で2,5ミリなので片側の削る量は1,25ミリに成るんだな。
こんな風にね。
傾きが決まったらエンドミルで削りましょ。
話が後先に成っちゃいましたがタングの全長を決めるのはこうやって前もって鉛筆で線引きをして置くんですよ。
これで、熱処理前の加工は終わりで~す、後は熱処理が終わってからだな。
次回は熱処理後の仕上げに入るよ~。
これは平行して進めているビッグベアのデザイン画なんだな、いい感じに成って来たのでマスターを作って見ようかと思って居るんだな。
今回は此処まで。
今回もクマの巣穴の広告は有りません。
乾いたらブレードの小刃部に罫書きを入れますよ、一応0、4ミリ位でね。
何故か?罫書きが平行で無いな、まあ良いか、目安だからね、たまにはクマさんも適当にやることもあるさ。
ブレードの上側にも罫書きを同じ様に入れて置くな。
いよいよ、ブレードの削りですね、ヒルトを仮組してべベルストップの位置を治具を使って鉛筆で線引きをしますよ、残る平らな所はリカッソと云うんだが、この巾はブレードの厚みと同じにするんですな。
何処かのナイフメーキングのテキストに載っていたんだな。
削り中です。
実際は両手を使って削りをするんですが、クマさんの手は2本しかないもんでね。
右手はカメラのシャッターを押すのに使ってるんで。
こうやって時々治具を使って位置を確認しながら削って行くんですな。
立上がり部(べベルストップ)は非常に神経を使いますな。
こんな具合に削れれば良いんだな、クマの巣穴では焼き入れ前に240番で殆ど仕上げに近い状態までにしてしまうんだな。
一緒に見えているのがリカッソの巾決め用の治具なんだな。
と云う事でブレード側は此処までです。
此処からはテーパタングの加工をしますな。
6ミリの長穴と6ミリの穴が開いた治具をつかってと。
予めタングに加工して有った6ミリのネジ穴に6ミリのボルト(チョット手を入れて有るんだなボルトの6角の頭を取り払ってすり割りを入れて有るんだな)を締めこんで裏側からナットで固定しますな。
今、ブレードを取り付けた治具をこの治具の上に乗せるんですが、この画ではまだ重ねていないんだな、下の右に見えているのは角度調整用の6ミリのボルトなんだな、この6ミリのボルトを回して角度(高さ)を調整するんで~す。
それでと、2枚重ねるとこんな感じで右の方が浮いて居るでしょ。
今の治具をバイスの下側の置いて、その上にご覧の様にブレードを固定した治具を置いてまずはヒルトのラインの角度をバイスを少し回転(ぐるぐる回すわけではないよ)させて合わせますな。
タング全長で傾き(テーパ)がブレード厚3,0ミリでタングエンドが0,5ミリなので両側で2,5ミリなので片側の削る量は1,25ミリに成るんだな。
こんな風にね。
傾きが決まったらエンドミルで削りましょ。
話が後先に成っちゃいましたがタングの全長を決めるのはこうやって前もって鉛筆で線引きをして置くんですよ。
これで、熱処理前の加工は終わりで~す、後は熱処理が終わってからだな。
次回は熱処理後の仕上げに入るよ~。
これは平行して進めているビッグベアのデザイン画なんだな、いい感じに成って来たのでマスターを作って見ようかと思って居るんだな。
今回は此処まで。
今回もクマの巣穴の広告は有りません。
2015年11月16日月曜日
今回はイミテーションパールのハンドル材にクマさん初めての黄色のファイバースペーサを挟んで見る事にしたんだな、ハンドル材より少し大きめに線引きをしてと。
2本分4枚カットしてと。
前回削った側にファイバースペーサを貼りますな。
2枚一緒にクランプで固定して半日位ほおっておきますよ、ファイバースペーサは接着に時間が掛かるんでね。
こんな感じで付きましたよ。
お次は何をするかと云うとヒルトの飾り窓の中に入れるアクセサリーを加工しますよ、この見慣れない物は、昔クマさんが少し彫金を齧っていた頃にたまに使っていたリングクランプと云う物なんですよ。
こんな感じで挟むんです、本体に傷なんぞ付かない様に皮貼りになってるんですな。
これで、ベルトでざっと削って置きますよ。
こんな感じ、でもこれではまだ厚いので後で旋盤を使ってもっと薄く削りますよ。
先程のハンドル材が固定出来るまでに、ヒルトにピン穴を開けよう、今回はヒルトの飾り窓の径が11ミリと大きいのでピン穴の位置はきっちりと罫書いて開けますよ、何時もはこの辺りでいいやで開けるんですがね。
ポンチを打ったその位置でまず1,6ミリで下穴を開けて次に2,0ミリで仕上げますね。
話が前後しますが、ヒルトの前部の仕上げ面に当たるバイスの口金には紙を挟んで傷が付かないようにね。
ヒルトを外して面取りをしておこうね。
では、ヒルトの飾り窓の加工をしましょう。
罫書きをして有る交点のポンチを打ちましょう。
10ミリのドリルで一回目を開けます。
2回目は10,8ミリでしっかり開けますリーマー加工はリーマーで仕上げる前の穴加工が重要なんですな。
さてと、仕上げの11,0ミリのリーマー加工ですが仕上げ面を綺麗にするために少し切削油を差しましょうね。
ほら、綺麗な穴になったでしょ。
でも、アクセサリーを入れる前に内面をバフで研磨しますけれどね、どうやって、それは後のお楽しみで~す。
ヒルトの下部の余分をエンドミルで削ってしまいましょ。
こんな風にね、こうすると後が楽なんだな。
で、今回は此処まで、次回はブレードの削りをしましょう。
今回はクマの巣穴の広告は有りません。
2本分4枚カットしてと。
前回削った側にファイバースペーサを貼りますな。
2枚一緒にクランプで固定して半日位ほおっておきますよ、ファイバースペーサは接着に時間が掛かるんでね。
こんな感じで付きましたよ。
お次は何をするかと云うとヒルトの飾り窓の中に入れるアクセサリーを加工しますよ、この見慣れない物は、昔クマさんが少し彫金を齧っていた頃にたまに使っていたリングクランプと云う物なんですよ。
こんな感じで挟むんです、本体に傷なんぞ付かない様に皮貼りになってるんですな。
これで、ベルトでざっと削って置きますよ。
こんな感じ、でもこれではまだ厚いので後で旋盤を使ってもっと薄く削りますよ。
先程のハンドル材が固定出来るまでに、ヒルトにピン穴を開けよう、今回はヒルトの飾り窓の径が11ミリと大きいのでピン穴の位置はきっちりと罫書いて開けますよ、何時もはこの辺りでいいやで開けるんですがね。
ポンチを打ったその位置でまず1,6ミリで下穴を開けて次に2,0ミリで仕上げますね。
話が前後しますが、ヒルトの前部の仕上げ面に当たるバイスの口金には紙を挟んで傷が付かないようにね。
ヒルトを外して面取りをしておこうね。
では、ヒルトの飾り窓の加工をしましょう。
罫書きをして有る交点のポンチを打ちましょう。
10ミリのドリルで一回目を開けます。
2回目は10,8ミリでしっかり開けますリーマー加工はリーマーで仕上げる前の穴加工が重要なんですな。
さてと、仕上げの11,0ミリのリーマー加工ですが仕上げ面を綺麗にするために少し切削油を差しましょうね。
ほら、綺麗な穴になったでしょ。
でも、アクセサリーを入れる前に内面をバフで研磨しますけれどね、どうやって、それは後のお楽しみで~す。
ヒルトの下部の余分をエンドミルで削ってしまいましょ。
こんな風にね、こうすると後が楽なんだな。
で、今回は此処まで、次回はブレードの削りをしましょう。
今回はクマの巣穴の広告は有りません。
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