この鹿の角を如何するかって、これは 昨日に引き続き小物を作るんです。
この鹿の角は一度 中性洗剤を入れた湯で煮沸して汚れを落としてからから過マンガン酸カリウムを何回か塗布してあるんですよ。
そうなんです、クマの巣穴ではボトルに首飾りとして掛けているんですよ、お洒落でしょ。
色々に使えますよ~。
どうやって作るかっていうと、まずミニコンターで巾15mm位にカットしますな。
こんな感じで、この後ももっとカットして50Pになりましたな。
カット面はベルトの120番と600番を使って面と角を仕上げましょう、角が当たると痛いのでね。
フラットにするときはプラティンを使い面取りは外しま~す。
こんな感じにね。
お次は紐が通る穴を開けるんです、ドリルは4、5mmの特殊ドリルを使います、このドリルは先端のチゼルエッジを殆どゼロに成るように研いで有りますな。
このドリルだとご覧のように変形している面でもセンタードリルを揉まなくても一度に加工できるんで~す。
クマさんのテーブルに展示?して置きますのでご覧になってくださいね。
穴が開いたら面取りをしましょうね、これはバイスに咥えると位置出しが面倒なのでクマの手で持って加工するよ要注意です、怪我なんぞしないようにね。
穴に通す紐はこんなものを使いますよ 、これを400mm位にカットしますね、今回は50個ばかり本体が出来たので50本必要ですな。
カットした端はそのままだとバラケテしまうので熱をかけて少し溶かして指先で纏めるんですがこれを50本かける2で100回やるんで~す
結構熱いんですよ。
溶かすにはローソクの炎が丁度いいですな。
こんなふうになりま~す。
熱っち熱っちの結果ですな。
出来上がった紐を本体に通して完成で~す。
通すのに使っている白い糸はシースを縫ったときに余ったものなんですよ、リサイクルですよね。
これだけ出来ました。
8月9日(日)の銀座ブレードショーに持って行きますので、ブログ見たよ~ってクマさんに云って見て下さい、お土産に一個差し上げま~す。
但し有るだけですのでね。
(ナイフメーカーさんは勘弁してくださいね)
クマの巣穴の広告で~す。 No16
クッキングナイフです。
全長: 245mm
刃長: 135mm
鋼材: VG10
グラインド: コンベックス
仕上げ: ヘアーライン
ハンドル材: レッドリネン
シース: 無(紙箱入り)
価格: ¥20,000
全長: 245mm
刃長: 135mm
鋼材: VG10
グラインド: コンベックス
仕上げ: ヘアーライン
ハンドル材: かりん
シース: 無(紙箱入り)
価格: ¥20,000
購入しましたナイフに付けてますよ~。
返信削除とてもいい感じです!