2024年1月21日日曜日

 今回は特別付録は有りません、なので本題にね、ボルトの頭の外形・端面が削れましたので外形のアールを削ります、アールの型バイトを用意し取り付けます。
 こんな感じに削って行きます。
 アール加工終了です、クマさんは現役の頃はNC旋盤の仕事をしていたので楚の頃でしたら型バイトなどを使わずにプログラムを組んでさっと加工出来たのですがね、残念。
 加工終了後のボルトと型バイトです、型バイトのアールの形状は手作業で丁寧に仕上げ加工して有ります。
 削った面をスコッチブライトで磨いて置きます。
 削っただけよりも綺麗になるんで。
 お次は摺割を入れるので治具に取り付けます。
 10ケ全て入れまして。
 裏からはナットで固定します。
 メタルソーを使用して1個ずつ摺割を入れて行きます。
 先ずは1個目からメタルソーは上から必要な深さを入れて何回転かさせたら上に上げます、左右に移動させますと仕上がりが綺麗に成りませんのでね。
 1か所済んだら治具のピッチが10㎜なので10㎜移動させて2個目をね。

 治具を制作する際にこういう寸法は結構大事なのですよ適当なピッチには設計しない方が後が楽なのでね。

 順次加工し10ケ終了しました。
 治具をフライスのバイスから外して、ボルトを治具から外します。
 摺割のバリが出て居ますのでペーパーで磨きます(バリ取りの為のね)。
 お次はとご覧のようにドットボタンの穴径がφ4㎜有りませんのでボルトが入りません。
 なのでボタンをこの様な治具に挟み固定してφ4㎜の穴を開けます、此の治具の名称は通称割ヤトイと云います、ドリルは先端を特殊に研いだものを使用します、此の研ぎ方だと抜け際が危なくないんですよ。
 加工中です。
 開けた(広げた)所にボルトを入れて見ます入りましたOKです。

 ナイフ本体に取り付けますとこんな感じになります、良いですよね。

 FBでもお知らせしましたが2月の銀座ブレードショーで1個¥500で販売致しますので宜しくです。

 と云う事で今回は此処までですまた次回にね。


 

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