前回のワイドヒルトではコストアップになるので同様のデザインでヒルトレスタイプを描いてみました、ブレードの形状は殆んど同じになりますがハンドルの外形が若干異なることになり、また前側のボルトの位置が少し前になりました。
リカッソの巾もワイドヒルトと比べると狭くしました、雰囲気が随分と違うようです。
コピーしたものを例によってアクリル板に両面テープにて貼り付けます。
この貼ったコピーはマスターの加工が済んだら成るべく早く剥がして仕舞いますそのままにして置くと剥がれなくなってしまいますので。
ベルトグラインダーで大まかに削ります。
デザイン画の線に合わせ鑢を使って丁寧に仕上げます、鑢目はキサゲを用いて綺麗にして置きます。
必要な穴を特殊ドリルを使って穴加工をします、このドリルはチゼルエッジを殆どゼロにして有りますのでセンターをもむ必要がありませんし抜け際も食い込む事はないのですよ。
試してみたい方は一度クマの巣穴まで遊びにこられたら、お待ち致していますよ。
こんな感じで穴明け終了です。
必要な線を画に合わせて刃物で引いておき
デザイン画を剥がしてしまいます、其ののちに
穴の面取り、コーナーのバリをキサゲにて除去して仕上げます。
出来上がったマスターをデザイン画の上に置いてみました。
これでまた暫く様子を見てみます。
(上の画がヒルトレスで下がワイドヒルトです、マスターも同様に上がヒルトレスで下がワイドヒルトになります。)
ヒルトレスのタイプのほうがコストを抑えることが出来るとおもいます。
クマの巣穴の広告です。
6インチ半のファイティング
全長: 295mm
刃長: 165mm
刃厚: 7mm
鋼材: ATS34
グラインド: 3インチホロー
仕上げ: ミラー
ハンドル材: タンキャンバス
(エスカッションプレート入り)
問い合わせ先:KNIFE工房 Mexico no Kuma
TEL: 090 1254 6050
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