。 こんな感じで除去します、素手でしごくんですが結構熱いんですよね。 蠟引きした糸の用意が出来ました。
と云う事で今回は此処までですまた次回にね。
カスタムナイフメーカーの横山哲夫です。 ナイフ作りながら色々書いていきます。
次回クマさんが銀座に出没しますのは年が明けた2月の時事通信ホールでの銀座ブレードショーに成りますのでその節も宜しくお願い申し上げます。
ではと本題にね、今回からシースを制作して行きましょうね、先ずはシースのマスターを用意します、此のマスターは今回のF&Sの4吋3/4(全長227㎜ 刃長120㎜)の物に成ります。 此れが本体です、まだロゴも無く刃付けもしては有りません。 先ずはマスターを当てて上部をマーキングします。 必要な長さに下側をずらしてマーキングをします、此の状態で刃先から25㎜余裕を持たせて有ります。 大まかにカットします、画のようにアール部は残して有ります。 此の小さなアール部はφ21㎜に成って居ます。 此処はご覧のφ21の半月にしたパンチを使用して抜きます。 抜きました、良い感じですね。 通常のパンチの刃先は左の画のように成って居ますが使用したパンチは右の画のように両刃に研ぎ直して有ります。 左のだ断面形状の刃ですと左の画のように斜めに成って仕舞うので、両刃にすることで右の画のように断面が真っすぐに成ります。 実際に抜いたところです真っすぐに開いて居るのがお判りだと思います。 此処の小さなアールはベルサンですとやり難いのでリューターにφ10のドラムサンダーを取り付けて仕上げて行きます。 ♯400迄かけて仕上げた所です、後はウッドスリッカーで目を詰めればOKです。 最近は白バフでは無くブルーのバフを使用していますので悪しからず。
写真を撮り忘れましたがヒルトの前部もバフを使い角を平均に丸めます。
バフの汚れを綺麗な天竺バフで取って置きます、此れでナイフ本体は仕上がりました、此れからシースを創って行きましょうね。 と云う事で今回は此処までですまた次回にね。