2016年8月30日火曜日

 昨日の月曜日はブログの更新日でしたけれども水牛の角が手に入りましたので急遽コンシールドタングの加工をする事に成って丸一日頑張って仕舞いました、出来上がりが写真の物です、此れからシースを作って名入れして刃付けして完成です、10月のJKGのショーに出しますよ~、詳細は全て完成しましたらブログで紹介しますんで宜しくです。

 と云うことで前回の続きです。
ファスナーボルト用の段穴を7/5で座繰りますこの際の注意としましてはフルタングと違いコンシールドの場合はタングが見えないのでタング側の座繰りはタングの厚みが判るように印をして置くと良いでしょう、今開けている後ろ側については特に問題は無いですけれどね。
此れはソングホールのパイプ6/5を嵌めて接着したところです。
段穴を開けたところにメネジ 側のボルトを仮に嵌めて見ました、ご覧の様に座繰りの底面より出っ張っています、此の余分はカットしましょう。
  カットしました、中央下に有るのがカットした物ですな。
OKですね。
カットしましたメネジにオネジ側をねじ込んでみました、大分隙間が有りますな、此れでは締まりきらないのでオネジの先端もカットしましょう。
カットした結果しっかり奥まで入りました、この際の注意としてはオネジの先端を切り過ぎない事、あんまり短いと今度はネジが引っかからないなんてことになりますんでね。

今回は此処まで。
また次回。
次回はトップの水牛ハンドルの詳細をお知らせできるように頑張ります。

2016年8月22日月曜日

今回はハンドル周りを加工ですな、マスターを使って大体の罫書きをシャープペンで書き込みましてと。
  バイスに切削面をフラットに取り付けまして。
ヒルトの当たる角度は6,35°に削って有るので、本体のヒルト角が画の上では2°なのでバイスは4,45°にしますね。  
  でっ、ハンドルの接着面の溝をタング巾と厚みの半分に削ります。
ぴったりと嵌りましたね、良かったふぅ。
お次はハンドルとタングを接着しまして。 
ファスナーボルト用の穴とソングホール用の穴を開けまして。
  こんな感じでね。
  ハンドル材の外形をプロクソンを使いましてざっとカットしましょうね。
プラテンとワークレストを90°にセットしまして。
シャープペンの罫書き線に沿って削りましょう。
お次は同じように加工した反対側のハンドル材を接着しましょう。

 では、今回は此処までです、また次回のお楽しみ。

2016年8月15日月曜日

今回はですなハンドル周りの加工に成りますよ、2°に合わせまして。
ヒルトに当たる個所を削りましてと。
本体にヒルトを取り付ける事にしましょう。
 接着面全てをアセトンで脱脂しまして。
銀入りの接着剤を塗付しましてと。
ヒルトを嵌めまして、ピンをカシメまして。
はみ出した接着剤は丁寧に除去しましてね。
  オーブンで140°C40分焼成しまして。
いい感じで焼成出来ましたな。
 今回は此処までです、次回はハンドル本体の加工になりますね、次回お楽しみに。
さてと、此処からは今日のウォーキングの報告をしますね、今朝起きたら空模様がおかしかったので夕方4時前にスタートしましたよ。
 明日も天気が良く無さそうなので今日は少し余分に歩くことにしよう。
 先ずはクマの巣穴から10分強に有ります下総国分寺の山門をくぐりまして、此処に来るにはキツイ上り坂を登るんですよ。
本堂に参拝しまして。
お次は国分寺跡公園の前を通りまして。
 
此処はジュンサイ池緑地公園と云う所で池の周囲が1キロ位で散歩している男女が結構いるんです。
 此処の右側を一番奥まで行きまして。
でっ、この階段を上りまして(70段有るんですよ)。

登ったら市街地をどんどん行きますと野菊の墓文学碑と云うのが有りましてな。
  この階段を上ってとね。
  石碑が有るんですな。
  此処から西には矢切の渡しが有るんですよ、今日は頑張って行くことにしよう。
取りあえず看板迄来ましたよ。
土手の上から見た矢切の渡しです中央の木立の奥が千葉県側の渡し場なんです、船で東京川に渡ると寅さんで有名な柴又の帝釈天がありますよ。
(ちなみに渡し船は土、日、祝祭日のみの運行です。)
この階段を登ると里見公園と云うのが有るんですが、今日は登らないんだな、ここは季節によって桜、藤、薔薇なんぞが咲いていて中々良い所ですよ、今は薔薇がそこそこ咲いていますよ。
此処は6月頃には手長海老の釣りが出来るんです、足場も良く車も止められるので便利なんですな、クマさんの6月のブログの手長海老はここで釣ったんですよ。
最後は手児奈霊神堂に参拝しまして、帰宅としよう。

 今日と云うか何時もまわっている所は起伏が結構ありまして楽しいですよ、でっ今日はと云いますと2時間強で15,540歩歩きまして、体重が1,5キロ減量しました、うぁ~いです。

2016年8月8日月曜日

 今回はブレードの削りからですな。
♯80、♯120で熱処理前まで削りましょ。
一応リカッソの巾のチェックをしまして。
ヒルトの前面をダイヤモンドペーストで仕上げて置きまして。
 (ピンボケですいませんです)
熱処理から帰って来ましたらHV739まあまあの硬さに上がって来ましたな。
 なんでHV(マイクロビッカース硬度)なのかと云うとですなこの鋼材は硬い個所と柔い個所が混同しているのでHRCの様にタングのどこでも良いと云う訳に行かないので硬い個所に圧痕を点けてモニターで計測したと思われます、
ちなみにMVの計測では200g(硬さ等により加重は変える事が有り)の加重をかけて350倍にモニターに拡大した正方形のX,Yを測定しますな。
ところでHV739とは皆さんおなじみのHRCとの比較はと云いますと此処に硬さ換算表と云うのが有りましてそれによるとHV739はHRCの61~62位に成るんですよ。
  ♯400までベルトを綺麗にかけまして。
お次は♯2000の耐水ペーパーをかけまして綺麗に傷が取れるまで頑張りましょう、あまり傷が深いようなら再度400のベルトでキズ取りをしましょうね。
ペーパーがけが済みましたらバフをかけまして一応ミラーにしまして。
30%の塩酸に浸けまして模様を出しますよ。
 エッチングが済んだら精製水で塩酸を綺麗に除去しておきましょう 。
いい感じにパターンが出ました。 
  ヒルトを仮組しまして形を決めます。
こんなふうにね。
 今回は此処までです、次回はハンドル周りの加工ですかな、お楽しみに。