2015年9月28日月曜日

  今回はヒルトの加工をしますよ、まずニッケルシルバーを必要な寸法にしておきますな。
次に本体を2000番の耐水ペーパーで 磨いておきますよ。
  ヒルトの穴を加工するに、これだけの測定器が必要なんですな、左上が0~25ミリの外側、下が25~50ミリの外側、右上は5~30ミリの内側のマイクロメーターですよ。
では加工に入るとするかな、巾6,0ミリ、上下28,5ミリ を裏側に成る方に罫書きますよ、表側に入れると万が一罫書き線が取りきれないと厄介だからね。
お次はバイスに咥え固定して4,0ミリの穴をあけるな。
  五つ穴をあけてと。
 お次は5,0のエンドミルで寸法を当たりながら削りますよ。
ぴったりと入りましたな。
  エンドミルの位置はご覧のデジタルインジケーターで確認しながらなので、正確に仕上がりますな、これですと機械の送りネジのバックラッシュを気にしなくてもいいので楽なんですよ。

  ヒルト前部の加工をします、此処のエンドミルはアールの付いた物を使います、ヒルトの下に見えているのは角度合わせ用の治具です。
  次は外側の傾きを加工しますよ。
角度が異なるので治具も二種類必要になるよ、治具を作っておけば何時も同じに加工できますな。
  ヒルトの裏側の加工の前に基準の罫書きを入れて置こう。
こんな感じで二個所に入れるな。
  回転バイスを4°に合わせてっと。
罫書き線に合わせて12ミリのエンドミルで削りますよ、この方向で上向き削りに成るのだな、逆に削ると下向き削りに成りまあ良くないのだな。
まあ、こんな感じに成りましたな、ヒルトらしくなりましたな。
サブヒルトのアール加工を20ミリのエンドミルで削りましたよ。
ヒルトがおおよその機械加工が済んだので本体のブレードをミラーに仕上げました、いい感じに成ってきました今回は此処まで、また次回のお楽しみ。
  カミさんが川越の時の鐘を見たいんだって川越在住のナイフメーカーの山崎さんに云ったら案内してくれるというので甘えてシルバーウイーク最後の日に行ってきました。
 此処は喜多院の境内です。
  500羅漢です。
お目当ての時の鐘です、現在工事中でした、何処を工事しているのか?わかりませんけどね。
お昼は蕎麦屋で五枚もり(五枚で一人前だそうです)を食べました、茶そばでしたがおいしかったで~す。
クマの巣穴の広告で~す。 No22
KNIFE 名称:   ファイティング

全長:        260mm
刃長:        140mm
鋼材:        ATS-34
グラインド:     3インチホロー
仕上げ:       ミラー
ハンドル材:    タンキャンバス
          (エスカッションブレード入り)
シース形状:    オープン

価格:       ¥160、000
問い合わせ先
COSTOM   KNIFE   工房
Mexico  no Kuma
TEL:090 1254 6050迄お願い致します。

2015年9月21日月曜日

 


  
  タングのテーパー加工はクマの巣穴ではフライスを使ってやるんだな、予めタングに6ミリのメネジを切ってあるので、そこへ固定用の治具でしっかり止めますよっと。











  こんな感じになりますよ。               下のブロックはテーパーの傾きを見るのに使いますよ、鉛筆の線はテーパーの長さですな。

  前にサブヒルトを嵌めこんで引いた線を基準にしてスコヤーを当ててバイスを回転させて合ったら固定するんだな。
お次は治具ごとバイスに取り付けてテーパーの傾きをダイヤルゲージを使って必要な角度にするよ。
 治具の下に角度調整用の治具がもう一つあるんですよ。

傾き(角度)が決まったら12ミリの超硬のエンドミルで切削加工です、タングに穴が開いて居るので、断続切削になるので自働送りを掛けます、手送りだと刃に一定の力が掛からないので刃が傷みやすいんだな。
   表裏が終わるとタングのエンドはこんなですな。(1,5ミリ残っていますよ。)
  
  熱処理前の加工が済んだので熱処理に出しましたよ、硬度は何とHRC62が出ていました、
いいですね~。

 
今回は此処まで次回はヒルトの加工に入ります。
クマの巣穴の広告で~す。  No21
KNIFE 名称 ファイティング

全長:       260mm
刃長:       140mm
鋼材:       ATS-34
グラインド:    3インチホロー
仕上げ:      ミラー
ハンドル材:   マルーンリネン
         ( エスカッションブレード入り)
         ヒドゥンボルト仕様
シース形状:   オープン


シースと並んだところですな。

 価格:      ¥160,000











問い合わせ先
COSTOM KNIFE 工房
Mexico  no  Kuma
TEL: 090 1254 6050 迄お願い致します。

2015年9月14日月曜日

  今回はタングのテーパー加工を始めるにまずはサブヒルトをしっかりと角度を合わせて嵌め込みましてバイスグリップで固定しますなっと。
2ミリのドリルで一度目、二度目 は2,9ミリで開けますな。
仕上げは3ミリのリーマ加工をするんですよ、これでカシメピンがピッタリとするんだな。
お次はリカッソのRの個所を焼き入れ前におおよその加工をして置きますよ、仕上げは焼き入れ後に自作のゲージに合わせて丁寧にするんです。
 
さてとサブヒルトを嵌めましてピンを入れ位置を決めてテーパーエンドの罫書きをいれますよ。
こんな感じで罫書けました、此処までがテーパーに成りますよ。
 今回はここまでですよっと、次回は実際の加工に掛かりますな、お楽しみに。
ここは?クマの巣穴の近所、でもないかな お隣の松戸市の南部市場なんですよ、なんで来たのかって云うと、玉葱の皮茶がないかと思って買いに来たんですけど、残念有りませんでした、玉葱の皮茶なんてどうするのかって、JKGの山本さんがスタッグを染めるのに使えるってFBで公開してたんで行って見たんですけどね。
 でも巣鴨に有るらしいので近々に行って見る事にしようっと。
クマの巣穴の広告で~す。NO20
KNIFE名称:    ユーティリティ

全長:        210mm
刃長:        114mm
鋼材:        ATS-34
グラインド:     12インチホロー
仕上げ:       ミラー
ハンドル材:    タンキャンバス
          (エスカッション ブレード入り)
シース形状:    ポーチ

価格:       ¥55,000

問い合わせ先
COSTOM KNIFE 工房
Mexico  no  Kuma
TEL:  090 1254 6050迄お願い致します。
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2015年9月7日月曜日

  さてと、今回はとサブヒルト周りの加工をするよ、オリジナルのヒルトの巾が如何いう訳か8,2ミリなのでその寸法に削りますな。
お次はヒルト本体を加工しよう、まずバイスに取り付けるのだがプラスチックハンマーで羊羹(寸法出しに必要な研磨された基準片)に密着するように叩きますな、これで羊羹が動かなければOKなんで~す。
 此処はこれから上下の長さを出すところですよ。
  長さが出たら巾を出しますよ、オリジナルは16,1ミリなので大き目に16,5ミリにしましょうね。
  お次は8,2ミリの厚みを削りましょうね。
 裏表を削りましょう。
ピタット削れましたな、えへっ。
ヒルトの溝を削りますよっと、ブレードの厚みが6,1ミリでフライスカッターの厚みが4,0ミリなので中心から前後 に1,05ミリ移動させればピッタリのはずでしょう。  
 クマの巣穴のフライスは縦(エンドミル、ドリル)加工と横(フライス)加工の両方が出来るんですよ、一緒には出来ませんけどね。
 おまけにデジタルインジケーターが付いているんで送りのバックラッシュを気にしなくてもいいんで楽ですよ。
ー側で手前が削れるよ。
数字は1000分の1迄出ますがそこまでは見てませんな、せいぜい100分に1位の所ですな。
+側で奥が削れるんだな。
んで、ブレードに入ったんですが、ご覧の様に上部が開いて仕舞うんですよ、困ったもんだ。
 他のメーカーの方々は如何してるのかな~。
  それで開いた分をバイスで慎重に少しずつ戻してやるんだな、締めすぎないようにっと。
上手く行きましたなピッタリですよ、えへん。
 今回は此処まで次回はタングのテーパー加工をやりましょう、お楽しみにね。
四葉のクローバかUFOみたいな、これはなんでしょうね。
 これはですね、マ~ルイ氷を作る物なんですな。
こんな具合にいいでしょ。
んでもって、WI LD  TURKEYの8年物のロックの出来上がりで~す。
 食後のナイトキャップですよ。
 グラスの底には黄金の富士山が見えていますよ~、えへっ。
クマの巣穴の広告で~す。 No19
KNIFE名称:    ハンドスケルぺル
全長:        141mm
刃長:         56mm
鋼材:        ATS-34
グラインド      12インチホロー
仕上げ:       ミラー
ハンドル材:     スタッグ
シース形状:    チュウブタイプ

価格:        ¥ 30,000

問い合わせ先
COSTOM   KNIFE  工房
                               Mexico  no  Kuma
                                                                                 TEL:090 1254 6050迄お願いいたします。